確定申告で、2社分まとめた源泉徴収票の源泉徴収税額の見方について教えて下さい。
今、確定申告をしようと取り組んでいるのですが、源泉徴収税額で迷うところがあるので教えて下さい。
平成29年は6月まで前社で働き、11月より新しい会社で働きました。前社の源泉徴収票を11月より勤務した新しい会社に提出し、年末調整をやっていただきました。
今手元に新しい会社発行の源泉徴収票があります。適用に「他社:」として全社での給与支払額、社会保険料、徴収税額の記載があります。この源泉徴収票の給与支払金額と社会保険料等の金額は、前社での分と新しい会社での分が合算された金額が記載されているようですが、源泉徴収税額は金額が減っているので疑問に思いました。仮の金額ですが、適用に記載の前社での源泉徴収税額が30,000円、源泉徴収票の源泉徴収税額が20,000円と言った感じです。
疑問点は次の二点です。
・源泉徴収税額というのはすでに徴収されている金額で、減るというのは変に思うのですがこれで良いのでしょうか?
・確定申告の源泉徴収税額の欄には前社分との合算(仮の金額の30,000円+20,000円の50,000円)ではなく、減った金額(仮の金額の20,000円)だけを記載すれば良いのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

確定申告で、2社分まとめた源泉徴収票の源泉徴収税額の見方について教えて下さい。
今、確定申告をしようと取り組んでいるのですが、源泉徴収税額で迷うところがあるので教えて下さい。
平成29年は6月まで前社で働き、11月より新しい会社で働きました。前社の源泉徴収票を11月より勤務した新しい会社に提出し、年末調整をやっていただきました。
今手元に新しい会社発行の源泉徴収票があります。適用に「他社:」として全社での給与支払額、社会保険料、徴収税額の記載があります。この源泉徴収票の給与支払金額と社会保険料等の金額は、前社での分と新しい会社での分が合算された金額が記載されているようですが、源泉徴収税額は金額が減っているので疑問に思いました。仮の金額ですが、適用に記載の前社での源泉徴収税額が30,000円、源泉徴収票の源泉徴収税額が20,000円と言った感じです。
疑問点は次の二点です。
・源泉徴収税額というのはすでに徴収されている金額で、減るというのは変に思うのですがこれで良いのでしょうか?
・確定申告の源泉徴収税額の欄には前社分との合算(仮の金額の30,000円+20,000円の50,000円)ではなく、減った金額(仮の金額の20,000円)だけを記載すれば良いのでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
Q> ・源泉徴収税額というのはすでに徴収されている金額で、減るというのは変に思うのですがこれで良いのでしょうか?
A 転職した場合、転職先で年末調整することとなりますが、その際には転職前の給与・社会保険・源泉徴収税額も含めて、年末調整(所得税の再計算)を行います。
結果として、確定した所得税が前職分の源泉所得税より少なくなれば、その差額も含めて、転職先の会社が本人へ返金(年末調整の還付金)することとなります。
貴方の12月給料(またはそれ以降)の所得税がその分少なくなっていると思います。
詳しい返金の方法については会社にご確認ください。
Q> ・確定申告の源泉徴収税額の欄には前社分との合算(仮の金額の30,000円+20,000円の50,000円)ではなく、減った金額(仮の金額の20,000円)だけを記載すれば良いのでしょうか?
A 上記の回答に記載しました通り、転職先が行った年末調整により交付した「給与所得者の源泉徴収票」に記載された2万円が最終の所得税となりますので、その金額を記載することとなります。
尚、質問の理解が間違っていましたらご容赦ください。
では、参考までに
丁寧にご説明くださりありがとうございます。とても良く分かりました。
本投稿は、2018年02月11日 15時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。