障害年金1級受給者ですが10年間41万の雑所得が発生しました
1級の身体障害で手帳あり、難病で非課税証明書が必要があるので確定申告をしています。去年の12月から41万の雑所得が発生したのでどのように申告をすれば良いのか分かりません。注意点、気をつける点など分かり易くお願いします。
税理士の回答
こんにちは。
雑所得が発生というのは、必要経費控除後の金額が41万円ということでしょうか。
雑所得は収入を得るためにかかった経費を引いて計算しますので、経費のもれがあると損をすることとなります。
申告は、雑所得(その他)に収入金額から必要経費を差し引いて確定申告書に記載します。
申告する際の必要経費の元となる資料は保管をお願いいたします。
なお、源泉徴収されている税額(天引きされている所得税のことです)があれば、第二表の所得の内訳欄と第一表の「44.所得税及び復興特別所得税の額」の欄に記載します。
障害者控除は40万円となると思いますので、これは第一表の「19~20.勤労学生、障害者控除」及び第二表の障害者控除の欄に記載します。
パソコンを使用できるようであれば、国税庁HPの確定申告コーナーで確定申告書が作成できます。また、確定申告書の作成が困難なようであれば税務署にその旨を伝え、なんらかの措置を取ってもらえないかを話してみるのもよいかと思います。
なお、所得税の申告・納付の期限は3月15日ですのでそれまでに確定申告を行う必要がありますのでご留意ください。
以上が所得税の確定申告における留意点と思います。
また、今後雑所得が出てくることで、何かしらの制度によって補助を受けている場合等受給要件にかかわってくることもあるかと思いますので、そのあたりを確認しておくとよいと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
本投稿は、2018年02月26日 15時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。