海外FXの確定申告における税金額の計算について
普通の会社員ですが2024年1月より海外FXに取り組み利益が出ております。
自身で確定申告をしたことがないためネットで調べている日々です。
自分は会社員として給与をいただいている身ですので海外FXで年間利益(経費差し引き五)が20万円以上であれば確定申告が必要かと思うのですが、納税すべき金額について質問になります。
海外FXでは累進課税なので、いくら以上なら●%、というのはネットで調べたらわかったのですが、総合課税なので、自身の会社給与(年収額)+海外FXの利益額が税計算の対象になるとのことでした。
(例1)
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<給与所得が500万円、海外FXの所得が1,000万円の場合>
所得税 1,500万円×33% -153万6,000円=341万4,000円
住民税 1,500万円×10%=150万円
復興特別所得税 341万4,000円(所得税)×2.1%=約7万1,000円
→支払う税金額の合計は約498万5,000円
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上記のような計算方法になるのかなと思いますが、以下例の場合はどうでしょうか。
(例2)
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<給与所得が500万円、海外FXの所得が50万円の場合>
所得税 550万円×20% -42万7,500円=67万2,500円
住民税 550万円×10%=55万円
復興特別所得税 67万2,500円(所得税)×2.1%=14,122円
→支払う税金額の合計は約123万6,623円
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例2の場合、海外FXで得られた利益額以上の税金を支払う計算になってしまうため、この計算の仕方はそもそも間違っているのか、何か他の条件があるのか、わからなくなってしまいました。
(例2がまかりとおるなら海外FXの場合相当の利益を得られなければ、納税により全く自身の利益にならないのではと思いました)
身の回りに有識者がおらず税理士さんへ相談したこともなく、こちらで相談させていただきました。
質問
会社サラリーマンで給与年収のある人が海外FXで年20万円以上の利益が出た場合の納税額の計算方法について教えてください。
上述のとおりですが、税計算の対象に会社給与が含まれることで、計算しても利益額より多くの税金を支払うことになるのか?ということで今回質問させていただきました。
以上、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

全体の所得税の計算方法としてはおおむね正しいかと思います。ただ、会社員の場合、給与所得に対する所得税は会社の方ですでに天引きされるのが一般的ですので、すでに天引きされている源泉所得税を支払う税金額の合計から差し引きした差額が海外FXで得た所得に対する税金になります。
そのため、
利益額より多くの税金を支払うことになるのか?
ということはないです。
本投稿は、2024年07月13日 07時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。