年末調整について
会社員をやりながら、業務委託でコンサルをやっております。
給与所得は850万、雑取得は800万
計1650万
年末調整で雑所得見込みを記載する項目があります。配偶者控除はないです。
副業先の金額を知られたくないです。
そこで、どれが一番私にデメリットが低いですか?
またデメリットも教えてください
1)雑所得の見込みを記入しないで、年末調整をして、雑所得を確定申告をやる
2)雑所得の見込みを記入して、年末調整をして、雑所得を確定申告をやる
3)年末調整をしないで、給与所得と雑所得を自分で確定申告をする
どうかアドバイスをよろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
配偶者控除がない場合、
ご本人の所得の見込み金額は、基礎控除申告書で必要になりますが、
所得が850万でも、1,650万でも、基礎控除額は58万となります。
よって、副業先の金額を知られたくないのであれば、雑所得の金額は記載しなくても年末調整の計算には影響がないように思います。
なお、確定申告が必要となりますが、確定申告では、雑所得だけでなく、源泉徴収票を元に給与所得も入力して申告します。
丸尾先生、ありがとうございます。
給与所得850万は2025年1月から所得税が23%で徴収されてきたと思います。(所得税率)
しかし、雑所得を加えたら、33%になるため、850万の(33-23=10%)の85万円は、確定申告で、雑所得の所得税以外に別途85万を徴収されるのですか?
申し訳ございませんが、宜しくお願い申し上げます。
所得税率は累進課税ですので、
195万円まで5%
330万円まで10%
695万円まで20%
900万円まで23%
1800万円まで33%
となりますから、
給与所得850万に対する所得税は変わらず、
195万×5%+(330万-195万)×10%+(695万-330万)×20%+(850万-695万)×23%
=1,319,000,円で求まります。
一方で雑所得800万は、給与所得に上乗せすると考えると、
900万までの枠(23%)の内、給与所得で850万使ったので、
雑所得のうち50万は23%、残りは33%とお考えいただくと良いかと存じます。
(900万-850万)×23%+(800万-(900万-850万))×33%
=2,590,000円
実際は、所得控除がありますので、所得税額は上記より少なくなります。
丸尾先生
詳しくご説明頂き感謝致します。
ありがとうございました。
本投稿は、2025年11月14日 20時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







