期首現金、元入金が乖離しているのを直したい
いくつか類似の質問があるのですが、自分で調べた結果、複数手段があるようでいまいちどう書けばいいか自信が持てなかったのでご質問させてください。
▼前提
昨年度の貸借対照表にて、事業主貸の金額を少なく入力してしまい、期末現金がその分多くなってしまった。
▼現在困っていること
今年度の貸借対照表で期首現金が多く、今年度の所得を含めると現金と元入金が大きく乖離してしまう。
※売上/経費には関係ないため、帳簿内の修正でいいと判断しています。
▼調べた解決策
①しれっと今年度の期首現金を下げ、その分事業主貸を増やして調整する。
②訂正仕訳を行う
期首負債に「前期損益修正損」を入れて、その分元入金を減らして事業主貸を増やし、合計を調整する
③ 期首と期末の元入金を一致させずに調整し、摘要で理由を書く
(事業主貸を増やし、期末元入金だけ少なくする)
いずれも貸借対照表上だけで調整を行うべきかなと思っています。過不足あれば教えていただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答
三嶋政美
前期の事業主貸の計上漏れによる残高誤りですので、今年度の帳簿上で「期首残高の修正仕訳」を行う方法が実務的に最も整合的です。すなわち、期首時点で「事業主貸」を増額し、その対応として「現金」または「元入金」を減額する仕訳を入れ、前期の誤りを帳簿上で是正します。
ご提示の①のように期首残高を黙って変更する方法は履歴が残らず、③のように元入金だけを動かす方法も帳簿の論理性が弱くなるため、あまり推奨されません。また②の「前期損益修正損」は損益に影響する科目であり、本件のように事業主勘定の誤りであれば通常は使用しません。要するに、期首で事業主貸の不足分を補う訂正仕訳を入れるという整理が最も自然な対応と言えるでしょう。
本投稿は、2026年03月04日 17時08分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







