個人事業主の確定申告
企業と業務委託契約で勤務している個人事業主なのですが、確定申告に当たりどのような費用が税金に充てられるのかご教示いただくことはできますでしょうか?
家賃や移動費、食費等。
会社は設立しておらず、あくまで個人になります。
簡単に調べられる方法があればそれも教えて頂けると大変助かります。
どくぞよろしくお願いします。
税理士の回答
こんばんは。税理士の人見と申します。
業務委託契約に要した費用は全て経費になると考えます。
ただし家賃は家事あん分し、あくまで事業分のみが経費となります。
食費は基本的には経費になりません。
例えば業務委託の為の会議費やカフェで仕事の為の軽食などは経費になる可能性はあります。
国税庁のHPですが、参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.htm
少しでもお役に立てれば幸いです。
早速ありがとうございます!いくつか追加質問させて下さい。
・家事あん分は家賃の何割くらいを事業分として計算すれば宜しいでしょうか?
・常駐先からタクシーで家に帰った際のタクシーなどは入りますでしょうか?
・会議費はどのような支出があたりますでしょうか?
大変お手数ですが、宜しくお願いいたします!
・既に委託元に費用としてお支払い頂いている分も確定申告上は含めて良いでしょうか?行き帰りの電車賃や、国内外出張中の費用などです。
家賃はご自宅の床面積のうち、事業使用分が該当します。
タクシー代も事業のものであれば経費になります。
会議費は例えば業務委託先との会議の際の飲食等になります。
委託元の支払い分を売上として計上しているのであれば、経費として計上してもよろしいかと思います。
以上よろしくお願い致します。
早速ご回答頂きありがとうございます!
・家賃ですが、一週間の内週末と金曜日に自宅で勤務をすることがある、+夜自宅で勤務することがある場合、例えば家賃の1/3を事業分として充てるのは合理的でしょうか?
・会議費ですが、業務委託先との会食費も入りますでしょうか?
・出張費用等を自腹で建て替えた分を、後日費用請求して業務委託料に加算する形で支払って貰っていますが、こちらは売上に計上できますでしょうか?(売上に計上するしないはどのように判断すれば良いでしょうか)
家事あん分については、客観的に納得できる説明ができればよろしいかと思います。もし、床面積でなく業務日にちであん分する場合は、例えばご自宅で業務する日を7日で割った割合を経費として計上可能と考えます。
会議費は常識的な範囲の金額ならそのような考えでよろしいかと思います。
会計上は売上でも立替金でも可能です。どちらでも最終的な利益はかわりませんが、売上の金額は異なります。売上計上する場合は、旅費交通費として経費計上もしますので、計上する側が領収書を保管します。また、年間の課税売上が1,000万円を超えると消費税の課税事業者となりますので、売上計上する際はご注意下さい。一度どちらかに決めたら継続するとよろしいかと思います。
以上よろしくお願い致します。
迅速に有難うございました!大変助かります。
本投稿は、2019年01月18日 20時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。