確定申告の記載法、事業所得がマイナスで雑収入(公的年金)がある場合
事業収入と公的年金収入があります。
経費が収入金額を上回り、収支内訳書では所得金額がマイナス(△表示)となっています。第一表では事業所得金額は「0」と記載し、計算後の公的年金金額のみをを「雑」記入し、そこから「所得から差し引かれる金額」を差し引いて、「課税する所得全額」に記入するのでしょうか?
税理士の回答

事業所得の△と、公的年金の+を相殺します。これを損益通算といいます。
第一表の所得金額は次のように記入してください。
【事業所得:△50万円、雑所得(公的年金):150万円の場合】
①事業所得の金額:-500,000
⑦雑所得の金額 :1,500,000
⑨合計 :1,000,000
ここから「所得から差し引かれる金額」を差し引いて、「課税される所得全額」に記入します。
本投稿は、2019年02月06日 14時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。