専従者の副業
父のしている個人事業に専従者として働いています。
専従者として働きながら、自分で個人事業として別の仕事をしてもいいのでしょうか?
確定申告は別事業は別で出したほうがいいのでしょうか?
税理士の回答

事業専従者はもっぱらその事業に従事することが求められていますが、その仕事に影響のない夜の短時間のアルバイトであれば問題ないと思います。しかし、個人事業として別の仕事をするとなると事業専従者としては認められない可能性が高いと考えます。

花澤洋
専従者とは、文字通り「専ら」事業主の事業に「従事」する者、として定義されています。
基本的には、ほかの仕事を個人事業として行う場合、専従者として「専ら従事」という条件に、当たらないのではないかと、見られる可能性があると思います。
一方で、専従として働いた余暇の時間を、他の仕事に充てることは認められています。
質問者の方の事業がどのような仕事かわからないので、何とも申し上げられないのですが、一度管轄の税務署にご相談に行ってみてはいかがでしょうか?
確定申告ですが、専従者給与と個人事業の事業所得(若しくは雑所得)を合計して申告することになります。
本投稿は、2019年07月26日 09時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。