税理士ドットコム - 業務委託とアルバイトの収入がある場合の確定申告について - 給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20...
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. 業務委託とアルバイトの収入がある場合の確定申告について

業務委託とアルバイトの収入がある場合の確定申告について

業務委託契約の報酬とアルバイトの給与がある場合の、確定申告について教えていただきたいことがあります。

2020年1月〜3月分の業務委託契約の報酬として20万円(源泉所得税を引いた額)をもらいました。
契約が終了したため、今後アルバイトを始める予定です。

この場合、
1.業務委託契約の報酬は、源泉所得税が引かれていても確定申告は必要ですか?
申告するとどんなメリットが、しなかった場合どんなデメリットがありますか?
2.いつまでに申告すればよいですか?
3.白色または青色申告は必要ですか?しなくてよいという情報もあり判断に困っています。
4.業務委託契約をしていた会社からは、源泉徴収票あるいは支払調書をもらえばよいのでしょうか?
もらえなかった場合、どのように報酬を証明できますか?
5.アルバイト先では、アルバイトの給与の年末調整のみしてくれ、業務委託契約の報酬は自分で確定申告を行うという理解で合っていますか?
6.アルバイトを始めると、業務委託契約の報酬は雑所得という扱いになりますか?
7.2020年のトータル(業務委託契約+アルバイト)の収入が103万円以下であれば、夫は配偶者控除を受けられますか?


長くなり恐縮ですが、詳しく教えていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

給与所得者(年末調整をする人)は、副業の所得が20万円を超えると、確定申告が必要になります。20万円以下であれば、確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要になります。
1.報酬については10.21%の源泉税が引かれています。確定申告が必要な場合、所得税の税率により還付される可能性はあります。確定申告が不要な場合、申告しなければ、所得税の還付はありません。
2.確定申告は、翌年の2/16-3/15までに税務署に申告書を提出します。
3.副業の所得が20万円を超えれば、確定申告が必要になります。
4.支払調書は、確定申告書に添付の義務はありません。
5.報酬が20万円(源泉税控除前の金額)を超えるときは、給与所得と合わせて確定申告をすることになります。
6.給与所得(アルバイト)が主な収入であれば、報酬は雑所得になります。
7.アルバイトと報酬の収入が103万円以下(合計所得金額が48万円以下)であれば、ご主人の扶養に入りますので、ご主人は配偶者控除を受けられます。

素早いご回答ありがとうございます。
まだ分からない点があるため質問させてください。

業務委託契約の報酬は、アルバイトが主な収入となれば副業(雑所得)扱いになるということですね。
この副業の「所得」20万円というのは、基礎控除38万円(48万円)を引いた額のことでしょうか?
それとも現時点で確定申告が必要な額なのでしょうか?
なお、業務委託契約に関する経費は0円です。

3.今後業務委託契約での報酬がなくアルバイトの給与のみになる場合、
2020年のみ青色か白色申告が必要ということですか?その場合どちらを選ぶべきですか?

5.「報酬が20万円(源泉税控除前の金額)」は副業のことを指していて、20万円を超えない場合は確定申告が必要なく、
アルバイトの給与について雇用主が年末調整をするという理解で合っていますか?
超えた場合、アルバイトの雇用主が年末調整するのではなく、私がアルバイトの給与もまとめて翌年の2/16-3/15に確定申告をするのでしょうか?

1.副業の所得の20万円は、収入金額-経費=所得金額 になります。
2.2020年については、白色申告になります。
3.最初の回答で初めにご説明しました様に、給与所得者は年末調整をすれば、副業の所得について20万円ルールが適用されます。雇用主が年末調整をして、副業の所得が20万円を超えていれば、自分で確定申告をすることになります。

本投稿は、2020年05月09日 17時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

確定申告に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,131
直近30日 相談数
660
直近30日 税理士回答数
1,227