業務委託で働いている場合の、確定申告について
業務委託にて、在宅でできる仕事をしています。
1月〜7月は、昼間は企業にフルタイムで勤務しながら、夜は業務委託の仕事するという生活をしていました。
7月末に昼間の仕事を辞め、8月からは業務委託の仕事のみをしている状況で年末までは、業務委託の仕事のみする予定です。
この場合、1月からの1年間分を確定申告する必要がありますか?
税理士の回答

回答します
確定申告の対象となる「所得」は、1年分(1月から12月)の所得になり、企業からの収入(所得)と業務委託の収入(所得)を申告することになります。
なお、企業で働かれていた分は、給与所得と推察いたします。
また、業務委託のお仕事は事業又は雑所得に該当すると解されます。
給与所得の計算は
給与収入 ー 給与所得控除額 = 給与所得金額 で算出されます。
給与所得控除額は、給与の収入金額によって異なりますので、7月に退職されていらっしゃるとのお話ですので、「年末調整未済」の「源泉徴収票」に記載された、給与の収入金額を確認したうえで所得金額を計算します。
事業(雑)所得の計算は
収入 - 必要経費 =事業(雑)所得金額 となります。
これらの所得金額を確定申告書に記載・合計(合計所得金額)し、基礎控除などの人的控除を控除したのちに、所得税額が確定することになります。
本投稿は、2021年08月24日 15時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。