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実家売却に係る確定申告の件

昨年の11月に静岡県内の売りに出していた父親の実家に買い手がつき、その売却価格に係る確定申告が必要となりました。その際にその実家を過去いくらで取得したか契約書類があれば良かったのですが、昭和50年代購入ということもあり該当する書類が見当たらない状態です。
その後の調べで不明な場合は、その売却価格に5%を乗じた金額を購入価格として使うことが認められているということが分かりました。しかしそのまま適用するとなると、確実に国と地方合わせて20%ほど課税されるため、何らかの方法で当時の取得価格に近いものを算出できる方法は無いかと考え相談させていただきました。
何卒宜しくお願い致します。

税理士の回答

 売却までの間に、増改築や空き家を壊して更地状態で売るなどの事実がないものとして考えますと、
ご存じのとおり、売却価格の5%を取得費用とする以外に
1 土地の取得価額は土地の取得時の売買実例から算定し、建物の取得価額は譲渡価額の総額から土地の譲渡時の売買実例価格を差し引いて算出された建物の譲渡価額から減価償却費を控除する方法、
2 土地と建物の固定資産税評価額を基に算定する方法及び
3 建物の取得価額を着工建築物構造別単価から算定し、土地については市街地価格指数を基に算定する方法などが考えられる。
という採決事例があります。(平成12年11月16日付)
 このように、いろいろな方法がありますが、どの方法が合理的で当時の近似値をより正確に求めているかによって解釈が分かれます。
 詳しくはお近くの専門家である税理士さんに相談されることをお勧めします。
 なお、このように大きなお金の動きが想定される場合には、事前に相談されることも併せてお勧めします。

本投稿は、2022年01月11日 13時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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