フリーランス医師の確定申告 - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 確定申告
  3. フリーランス医師の確定申告

フリーランス医師の確定申告

スポット勤務、定期非常勤を行うフリーランス医師です。

これまでの相談記事を拝見しますと、上記働き方では「給与所得」のみとなるため、開業届・青色申請は不可と理解しました。

しかし実は、子供の預け先確保のための就労証明書の作成が必要で、役所からフリーランスであれば開業届を提出して自身で記載するよう提案があり、青色申告承認申請書とともに開業届を提出してしまっている状況です。

給与所得のみのフリーランス医師は、個人事業主として確定申告はできないのでしょうか?

税理士の回答

所得税法では、
(開業等の届出)
第二百二十九条 居住者又は非居住者は、国内において新たに不動産所得、事業所得又は山林所得を生ずべき事業を開始し、又は当該事業に係る事務所、事業所その他これらに準ずるものを設け、若しくはこれらを移転し若しくは廃止した場合には、財務省令で定めるところにより、その旨その他必要な事項を記載した届出書を、その事実があつた日から一月以内に、税務署長に提出しなければならない。
という規定があり、開業届は「不動産所得、事業所得又は山林所得」を生ずる事業を開始した場合に限られています。
したがって、給与所得はこれらの「事業(所得)等」とはならず、給与所得者は、いわゆる「個人事業主」とはなりません。
フリーランスであっても「事業所得」となる場合があり「個人事業主」となりますが、「雇用契約」(給与所得)ではなく、「業務委託契約」(請負契約)である必要があります。

本投稿は、2022年08月30日 11時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

  • フリーランス医師の開業届について

    現在病院で常勤の勤務医として働いています。人間関係などストレスが多く、幸い確保している非常勤勤務先も複数あるため退職を考えています。今後非常勤医師(フリーランス...
    税理士回答数:  1
    2022年08月03日 投稿
  • フリーランス医師の開業届

    フリーランス医師です。開業届、青色申告、小規模企業共済への加入を検討しております。青色申告に関して、65万円控除を受けるためには、「現金出納帳・経費帳・固定資産...
    税理士回答数:  1
    2021年05月27日 投稿
  • 非常勤医師の確定申告について

    次年度より非常勤勤務となる医師です。 確定申告についてお伺いさせていただきたいと思います。 今までと職場が変わり、非常勤勤務となります。 メインは一つ...
    税理士回答数:  1
    2021年02月05日 投稿
  • 非常勤医師の開業届け

    現在二ヶ所のクリニックで、非常勤医師として働いております。 その場合自分の立場はフリーランスとなり、開業届を提出可能でしょうか? フリーランスに当たらない場...
    税理士回答数:  1
    2020年01月29日 投稿
  • ワクチン非常勤医師の確定申告

    病院勤務医です。ワクチン接種の非常勤契約で自治体と業務委託契約をしています。 確定申告の際には業務委託契約で得た収入は雑所得となりますでしょうか。
    税理士回答数:  3
    2021年08月02日 投稿

確定申告に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

確定申告に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,275
直近30日 相談数
693
直近30日 税理士回答数
1,275