夫婦間の賃借について
お世話になります。
主人名義の終身保険を、私の口座から建替払いをしたのですが、贈与税が発生すると聞き、困惑しております。
昨年の夏、住宅ローンの繰上返済資金の為に主人名義の終身保険(契約者・被保険者:主人、死亡保険金受取人:私)を契約しました。(住宅ローン控除が終わる14年後に解約し、解約返戻金を繰上返済する予定です。)
その際、主人の口座にお金を残しておく必要があった為、私の口座から主人の名前で500万円を一括で振込みました。
後日、この場合、私が主人の名前で振り込んだ時点で贈与税が発生すると知りました。
私は贈与したつもりはなく、
500万円は少しずつでも主人の口座から返してもらうつもりでおりました。
主人も承諾済みです。
私が独身時代にコツコツ貯めたお金です。
また、住宅ローンは、私が正社員で働いていることもあり、連帯債務で組みます。
私の持分もあるので、その返済にもあてるつもりでおりました。
それなのに、
主人への贈与となり、贈与税もかかると聞き、動揺しました。
そこで、素人なりに調べてみて
◇主人との間で借用書を作成する
◇返済期限、返済額を決め、毎月定額を主人の口座から私の口座へ振り込んでもらう
の2点を実践し、贈与ではなく貸付だと証明しようと思っておりますが、問題ないでしょうか?
また、併せて教えていただきたいのですが、
①私が振り込んだのは昨年夏ですが、
今から借用書を作成し、返済を始めても問題はないのでしょうか?
②現在、主人の口座に200万円ほどあり、すぐにでもその200万円を私の口座に振り込んでもらおうかと思っていますが、この場合も贈与ではなく返済ですので贈与税の対象外という認識で間違いないでしょうか?
(残りの300万円を月々返済してもらう予定です。)
私が無知であった為に起こったことなのですか、
お知恵をお貸しできればと思います。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

竹中公剛
無知は怖いものです。
賢くならなければ、いけません。
でも、税務について、100%知っている方がいるでしょうか?私も含めて・・・。
気が付いてよかったです。
贈与は、贈与する意思と、もらう意思があって、成立します。
でも、
税務上は、そうはいっても、推定されることがあります。
今気が付いてよかったです。
もともと贈与の意思がなかったのですから・・・。
遡って、金銭消費貸借契約書を作成してください。
毎月返済をお願いします。
税務署の担当官に言われた時には、
はっきりと贈与の意思はない。なので、気が付いた時に、契約書を作成して、返済していると、主張ください。主張は、曲げないでください。
問題はないとは言えませんが・・・
以上のことで、良いと考えたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ご回答いただき、ありがとうございます。
大きなお金が動く時はもっと慎重にならなければならない、と勉強しました。
今まで、税務について無頓着でしたが、
今回のことがあり、もっと勉強しなくちゃいけないと思いました。
竹中先生にご指導いただいたように、
契約書を作成し、毎月返済、
そして、贈与の意思はなく貸付だと主張します。
専門の先生に教えていただき、少し安心しました。
ご丁寧にありがとうございました。
本投稿は、2021年01月21日 13時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。