相続税の申告が不要の場合の心配事について
相続税の申告が不要の場合について教えてください。
遺産相続の時、遺産の総額が基礎控除の額以下であった場合は、相続税の申告が不要になりますよね。
これは、おそらくは、相続税を収める必要がないのだから申告しなくてよいという当たり前のことだと思うのですが、
私の知り合いに、心配性の人がいて、
遺産が数百万円あっても、申告は不要な訳だが、
相続税の申告をしていないと、
税務署が遺産相続をごまかしていると一方的に疑って調査に入って来たときに、
その疑いを晴らすのが難しくなるのではないか、というのです。
この人にどう言えば安心してもらえるでしょうか。よろしくお願いします。
税理士の回答
お考えのとおり、遺産額が基礎控除額以下であれば、相続税の申告納税は不要です。
税務署は亡くなったすべての方の財産を確認するわけではありませんので、失礼ながら、遺産額が数百万円の相続について調査はほぼありえません。
ご心配であれば、万が一の調査に備えて、遺産額のリストといえる相続財産目録を作成しておいてはいかがですか。
なお、基礎控除額ギリギリの場合は納税額なしの申告をしておくこともありますが、そこまでは必要ないのではないでしょうか。
大変参考になりました。どうもありがとうございます!
本投稿は、2022年09月19日 18時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。