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税理士に聞いていいことダメなこと

税理士に質問・相談していいことと悪いことがわからないです。
私は税務面の知識が本当にありませんので、わからないことがあったときに「これは税理士の対応範囲なのか、そうじゃないのか」すら判断がつきません。
たまに、質問した結果、それは社労士の範囲だったということもあります。

お手数をおかけして申し訳ないとは思いつつ、こちらは専門知識がないからこそ専門家にご依頼やご質問をしているわけなので、「そんな質問に専門家を動かすのはいかがなものか」など言われてしまうと落ち込みます。

最近は、「こんなこと聞いたら気分を害してしまうかな、工数になってしまうかな。これは税理士の範囲ではない内容かな、どっちだろう」など思い、質問ができません。

どうしたら良いでしょうか。

税理士の回答

 専門知識がない中で、高圧的に返されたり、対応範囲外だからと突っぱねられたりするのは非常につらく、不安になるお気持ち、よく理解できます。
 まずお伝えしたいのは、「税理士にすべてを判断させて、まずは投げかけてみる」という姿勢は間違っておらず、むしろ正しいということです。ご自身の知識不足を補うために専門家と契約しているのですから、自信を持ってください。
 落ち込む必要はありません。具体的な対策を3つの観点で整理しました。
1. 税理士へ相談して「いいこと・悪いこと」の基準
 「税務」に少しでも関係しそうなら、まずは相談して問題ありません。
 相談していいこと(税理士の専門)
 税金全般の相談(所得税、法人税、消費税、相続税など)
 書類の作成と提出(確定申告書、決算書、届出書など)
 税務調査への対応(税務署の対応代行)
 節税対策、会計処理の相談
 銀行融資・資金繰りの相談
相談する前に一呼吸置くこと(他の士業の領域)
「給与計算、雇用契約、就業規則、社会保険(労災・健康保険)」→ 社労士の担当です。
「登記手続き(会社設立、不動産売買)」→ 司法書士の担当です。
「契約書のリーガルチェック、訴訟」→ 弁護士の担当です。
判断の目安:「お金を計算して税務署に提出する話」なら税理士、「従業員との雇用やルールに関する話」なら社労士と覚えておくと良いでしょう。
2. 「こんなこと聞いたら…」を防ぐ質問のテクニック
 相手の気分を害さず、かつ効率的に回答をもらうためのクッション言葉を使いましょう。
「基礎的な質問で恐縮なのですが」
「私の判断が正しいか自信がないので、念のため確認させてください」
「これは税理士さんの範囲でしょうか?もし違うなら、どなたに聞くべきか教えていただけませんか?」
 このように、「私は初心者である」ということを前提に低姿勢で聞けば、まともな税理士であれば丁寧に対応してくれます。
 もし「質問に専門家を動かすのはいかがなものか」と言うような税理士であれば、担当者または事務所自体の変更を検討するべきです。
 良い税理士のサイン: 質問した内容が範囲外でも、「それは社労士の件なので、私が知っている社労士を紹介しますか?」と代替案を出してくれる。
 ダメな税理士のサイン: コミュニケーションが悪い、質問を嫌がる、上から目線、節税提案がない。
 相談のしづらさは税理士への不満第4位にランクインしています。今の税理士が「自分をサポートしてくれるパートナー」になっていないのであれば、契約の再検討をおすすめします。
今後の行動プラン
「相談は投げっ放しでいい」と割り切る: 範囲外なら向こうから「社労士に聞いてください」と返ってきます。
質問メールの冒頭に「初心者なので教えてください」と添える。
それでも対応が悪い場合は、初回相談無料の税理士を探して、今の状況を相談してみる。
あなたは悪くありません。安心して、まずは「これって税金関係ですか?」と、一言投げかけてみてください。

税理士によります。

言い方は良くありませんが、報酬額が安価な場合に、緊急性のない質問を頻繁に受けることを負担に感じる先生もいると思います。
また、黒に近い節税の相談は、論外です。

そのため、質問の仕方(連絡手段や頻度、緊急時の扱いなど)についても、一度顧問税理士に確認してみるのはどうでしょうか。

ありがとうございます。

月の顧問料は1.7万円くらいかと思います。

私は今年の夏に法人化し、それから初めて税理士の方と契約しました。それまでは個人事業主でしたが、税理士の方との契約はせずに自分で確定申告などしてきました。
税理士の方にふるさと納税の金額算出をお願いしたく、必要な情報があればお送りしますとお伝えしたところ、以下の返答がありました。
これらは皆様から見てもその通りだなと感じられる内容でしょうか。

・個人事業主の所得が不明のため、今のタイミングで相談されても算出は難しい。
・特急料金を請求の上、対応可能。
・ふるさと納税は節税にならない。
・数十万円寄付して本来の価値にして数万円程度の返礼品にしかならないのに専門家を動かすというのもいかがなものか。

記帳代行の有無にもよりますが、安い方だと思われます。

そうなのですね。
確かに、いくつか検討した中で安価なところを選択しました。

私は特定企業との取引のみでやっており、外注もほとんどせず回していることや、無形商材のビジネスであることなどから、記帳件数は月数件程度に留まります。

当初は必要最低限でよいと思いましたが、今後やり取りをするなかで、送られてくる文面などに違和感やモヤモヤが多いようであれば、契約先の変更も視野に入れようと思います。

私の知識不足の問題もあるかと思うので、今回の件はこのまま終わりにしたいと思います。

この度はご回答いただきありがとうございます。

本投稿は、2025年12月23日 04時57分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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