仕訳方法を教えてほしいです
個人事業主です。
この度初めて従業員を雇用するにあたり労働保険を支払いました。
この場合の仕訳はどのようにしたら良いでしょうか?
償却資産1〜4期をまとめて支払いました。
この場合の仕訳も知りたいです。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

労働保険については、以下の様になります。
1.雇用保険
従業員分 前払費用
事業主分 法定福利費
2.労災保険 法定福利費
なお、償却資産(1〜4期)については、租税公課で処理します。
労働保険の従業員負担分については社会保険同様預り金、もしくは法定福利費のマイナスとして処理します。
給与支給時
給料xx/未払給料xx
法定福利費xx(もしくは預り金xx)
そして労働保険は分割払いですので支払ったときに、
法定福利費で処理し、従業員負担分を預り金にしていた場合はそれを取り崩します。
償却資産については固定資産税と同様租税公課です。
出澤先生ありがとうございます。
初めて雇用するにあたり労働基準監督署から手渡された紙には「労働保険・国庫金」と記載されておりますが、
支払ったものが雇用保険なのか労災保険なのかが不明です。。。
どちらに該当するか分かりますでしょうか?
償却資産について、1〜4期をまとめて支払った場合も
租税公課xxxx/現金xxxx
で仕訳て良いでしょうか?
それとも前払い費用の科目が必要でしょうか?

支払をされたものが雇用保険なのか労災保険なのかが分からない場合は、労働基準監督署に明細を確認された方が良いと思います。なお、償却資産の支払については、1-4期を租税公課で処理します。
出澤先生ありがとうございます。
労働基準監督署に確認したところ、向こう1年分の労災保険と雇用保険の概算の支払いとのことでした。
この場合の仕訳はどのようになりますか?

以下の様に仕訳します。
(法定福利費-労災分)xxxx(普通預金)xxxx
(前払費用-雇保社員分)xxxx
(法定福利費-雇保会社分)xxxx
すみません、雇用保険分15000円、労災保険5000円の場合、
上記に当てはめると
法定福利費が20000円で良いですか?
前払費用はどの金額になるのでしょうか?

雇用保険は、年間の給与支給金額の9.5/1000(従業員3/1000、事業主6.5/1000)になります。前払費用の金額は、15,000円の内 4,736円になると思います。
美容室なのですが、2022年の10月から掛け率?が変わると言われました。
どのような算出方法なのでしょうか?

10月からは、従業員負担5/1000、事業主8.5/1000 になると思います。雇用保険の計算は、以下の様になります。
1.従業員分 雇用保険料 x 5/5+8.5
2.事業主分 雇用保険料 x 8.5/5+8.5
理解力がなく申し訳ないのですが、今回の労働保険(雇用15000円労災5000円の計20000円)の支払いの仕訳はどのようになりますでしょうか?

仕訳は以下の様になると思います。10月から保険料率とした場合になります。
(法定福利費-労災分)5,000円 (普通預金)20,000円
(前払費用-雇保従業員分)5,556円
(法定福利費-事業主分)9,444円
本投稿は、2022年05月08日 13時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。