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設備撤去後の仕上げ工事の計上について

遊休設備(機械)の撤去後に基礎はつりをして、はつった後の地面をならす為のモルタル仕上げをするようになってます。
撤去工事の見積もりは1千万ほどでそのうち基礎はつり、モルタル仕上げは100万ほどとなっております。モルタル仕上げ分だけの金額は分かりません。
このような場合撤去費用は損金処理可能と考えておりますが、モルタル仕上げのところも撤去工事の一部として損金処理可能でしょうか?それとも構築物等で資産計上すべきでしょうか?
後学のために判断根拠や資産計上の場合耐用年数も合わせて教えて頂けるとありがたいです。
宜しくお願い致します。

税理士の回答

初めまして、税理士の田村です。
ご質問の件、撤去後の土地を今後どのように使用するか、で費用計上方法は異なります。
撤去費用については、遊休設備の帳簿価格ともに、損金算入可能です。
その後モルタル仕上げを行って、そのままの状態で駐車場などで使用するのでしたら、モルタル仕上げ分は構築物として耐用年数10年で償却します。
上記以外の方法で使用する場合は、基本的にはモルタル分は新しい資産の取得費に含めて償却をします。

ご返信頂きありがとうございます。
撤去後の土地の用途は特にありません。設備が古いので台風等で倒壊して近隣に迷惑がかからないように撤去を考えております。なので基礎はつりとモルタル仕上げは撤去作業の手仕舞いのような形で撤去作業と同じく損金参入したいと考えておりましたが、否認される可能性が高いでしょうか。
またモルタル仕上のみの金額が不明なのですが、基礎はつりと合わせて100万円を資産計上として宜しいでしょうか。

撤去後の土地用途について、
現時点では未定のようですが、
今後使用する可能性がないと言えないでしょうから、資産計上をお勧めします。
その土地を売却など処分する際は、取得費の一部になります。
計上額について、
100万円をどの部分から抜き出したかわからないですが、
撤去工事の明細書をよくご確認頂き、設備撤去分と土地加工分を、分けたと第三者が見ても分かるように、分けて判断頂く以外方法はないと思います。

お忙しい中ご返信頂きありがとうございました。

本投稿は、2022年09月08日 09時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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