減価償却について
古い賃貸マンションを所有しています。各部屋ごとに光回線が使用できるようにするインターネット導入工事を行いました。
入居者はインターネット会社で個別で契約をする必要があるのもので、今回の工事は各部屋への回線をつなぎ光コンセントを設置したものになります。
工事は全部で100万です。
減価償却を調べているのですが、建物附属設備で電気設備の15年ですか?それともLAN設備で10年ですか?
どちらになるのでしょうか?
あと、償却資産税申告書を提出するのですが、この工事は対象になりますか?
税理士の回答

畑中達司
一般的にLAN設備については、個々の機器ごとに減価償却資産として計上するより一括して設備全体を1つの減価償却資産として償却しているようです。その際の耐用年数は、6年になります。
(国税庁HP「法令解釈に関する通達」の法人税「LAN設備の耐用年数の取扱い関する質疑応答」が参考になります。)
また、LAN設備は、地方税では「償却資産」にはならず、「家屋」に含められるものとして扱っているようです。
本投稿は、2022年01月18日 13時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。