売掛金から手数料や未払金が相殺されて振り込まれる場合の仕訳について
私は個人事業で貨物軽自動車運送業を営んでおり、とある会社と専属契約を結び、業務を受注しています。
売上の入金は「月末締め翌々月15日払い」となっていて、明細の発行から支払いまでは以下の流れとなっています。
翌月10日ごろ、月末付けでひと月分の運賃明細が発行されます。
翌々月10日ごろに支払明細が発行され、売上金額と、毎月の商標使用料や機器レンタル費用、伝票類の購入費用等の金額が掲載され、差し引かれた振込金額が記載されています。
翌々月15日にさらに振込手数料が差し引かれて入金されます。
例)1月分
2/10 運賃明細発行
売上高 \720,000-
3/10 支払明細発行
売上高 \720,000-
-----------------------
機器レンタル \10,000-
広告用チラシ購入 \1,000-
伝票購入 \1,000-
団体保険料 \20,000-
商標使用料 \10,000-
-----------------------
支払金額 \678,000-
3/15 振込 \677,500-
このような場合、どのように仕訳したらよいのでしょうか?
今のところ下記のようにしようと思っていますが問題ありませんか?
日付 金額 借方/貸方 摘要
1/31 \720,000- 売掛金/売上高 株)○○ 売上金
1/31 \10,000- 賃借料/未払金 機器レンタル
1/31 \1,000- 広告宣伝費/未払金 広告用チラシ購入
1/31 \1,000- 消耗品費/未払金 伝票購入
1/31 \20,000- 損害保険料/未払金 団体保険料
1/31 \10,000- 支払手数料/未払金 商標使用料
3/15 \677,500- 普通預金/売掛金 株)○○ 振込
3/15 \42,000- 未払金/売掛金 株)○○ 未払金相殺
3/15 \500- 支払手数料/売掛金 株)○○ 振込手数料相殺
気になっているのは、以下の二点です。
・月末締めだが、明細発行が翌月10日、翌々月10日のため、1/31で売掛金等を入力して良いのか。
・勘定科目は適切か。
ごちゃごちゃして、見づらいかもしれませんが、ご回答お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

①おっしゃる通り、売上計上日は1月31日とするのが適当です。
月末締めなので、1月31日に、その月の貴殿の会社に対するサービス提供は完了しており、2月10日はその対価の金額を詳細に計算して確定させただけにすぎないからです。
②勘定科目については、おっしゃる通りで問題ないと思います。
年の瀬でご多忙なところと存じますが、早急にご回答くださり、ありがとうございました!
大変安心いたしました。
本投稿は、2023年12月27日 22時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。