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やよいの青色申告オンラインにおける火災保険料(2年分)の決算時の勘定科目について

やよいの青色申告オンラインに登録し、2025年から青色申告にするのですが、火災保険料(2年分)の決算時の勘定科目について教えてください。やよいの説明に基づくと以下のようになります。

・支払時の仕訳(2025年1月10日)
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
損害保険料 20,000円 現金 20,000円 損害保険料

・決算時の仕訳(2025年12月31日)
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
前払費用 10,000円 損害保険料 10,000円 翌年以降の火災保険料

・翌期に費用計上する仕訳(2026年1月1日)
借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額 摘要
損害保険料 10,000円 前払費用 10,000円 本年度分の火災保険料

しかし、勘定科目に「前払金」はありますが、「前払費用」がありません。
この場合、「前払金」を使用してもよろしいでしょうか。
「前払金」で良いなら「前払金」を指定しますが、「前払費用と前払金は、先払いをするという点では共通していますが、継続してサービスの提供を受けるかどうかという点に大きな違いがあります。前払費用が継続して受けるサービスに対しての支払いであるのに対して、前払金は一時的な商品購入やサービスの提供に対する支払いを指します」との説明があり、それに従って正確に「前払費用」の勘定科目を設定する必要がありますでしょうか。

税理士の回答

火災保険料のように、継続して受けるサービスに対する先払いは「前払費用」を使用するのが適切です。「前払金」と「前払費用」は性質が異なり、「前払金」は主に商品購入など一時的な支払いを指します。一方、「前払費用」は保険料や家賃など、継続するサービスに対する支払いを指します。「やよいの青色申告オンライン」には「前払費用」が含まれていない場合、カスタム勘定科目として「前払費用」を新規作成し、適切に管理することを推奨します。

本投稿は、2025年01月14日 18時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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