土地(田んぼ)を売却後に多額の住民税の請求が、少しでも減税出来ませんか?
義母が、土地(田んぼ)を売却後、住民税の多額な
請求が、届きました。今から、少しでも住民税の減税ができる良い方法は、ないでしょうか?
税理士の回答
個人住民税は、「前年の所得金額」に対して課税される仕組みになっております。
つまり、平成27年分の個人住民税は、平成26年の所得金額を基に計算されます。
ご相談の住民税が平成27年分の住民税の場合、その算定の基は平成26年分の所得税の確定申告書の金額になりますので、残念ながらこれから節税できる性格のものではありません。
可能な方法としましては、平成26年分の確定申告の計算で、
・土地の譲渡所得の計算で譲渡費用の計上漏れがなかったか
・解釈誤りや計算誤りで過大な申告になっていなかったか
・所得控除の記載漏れがなかったか
などを再確認し、もし上記に該当する事項があるようでしたら、平成26年分の所得税の確定申告に関しての「更正の請求」を行うことによって、自動的に平成27年分の住民税の金額も減額されることになります。
宜しくお願いします。
本投稿は、2015年06月18日 13時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。