シェアキッチンでの出店売上の住民税について
シェアキッチンで月2回営業をしています。
この時の売り上げは住民税の申告はした方が良いのでしょうか?
2025年11月から始めており、11-12月は赤字でした。
もし申告をする場合は住民税が増えてしまうのでしょうか
税理士の回答
他に収入が無いものとして回答します。
2025年(11月〜12月)が赤字であれば、住民税の申告義務はありません。
ただし、赤字を申告することで節税になるメリットがある場合と、申告が不要でも別の注意点がある場合があります。状況を整理して解説します。
なぜ申告しなくてよいのかですが、住民税や所得税は、所得(売上 - 経費)に対して課税されます。
所得がマイナス(赤字)であれば、課税対象となる利益がないため、申告をしなくても罰則はありません。
仮に副業の場合には、本業である給与以外の所得が年間20万円以下であれば所得税の確定申告は不要ですが、住民税は「1円から申告が必要」というルールがあります。しかし、赤字の場合は「0円」として扱われるため、やはり申告義務は発生しません。
申告をすると住民税は増えるのか?
いいえ、増えません。むしろ安くなる可能性があります。
事業所得として申告する場合:
本業(給与所得など)がある場合、シェアキッチンの赤字と本業の利益を相殺(損益通算)できます。これにより、全体の所得が減り、翌年の住民税が安くなる、あるいは源泉徴収された所得税が還付されるメリットがあります。
雑所得として申告する場合:
副業の規模が小さく「雑所得」とみなされる場合、赤字を他の所得(給与など)と相殺することはできません。この場合、住民税は「現状維持(増えも減りもせず)」となります。
3. 申告した方がよいケース・注意点
赤字でも申告を検討すべき、あるいは注意すべき点は以下の通りです。
「所得証明書」が必要な場合:
非課税世帯の判定や、融資、公営住宅の入居などで所得証明が必要な場合、申告していないと「未申告」となり書類が発行できないことがあります。
開業届の提出:
継続的に営業されるとのことですので、税務署へ「開業届」を出しているか確認しましょう。青色申告を選択すれば、将来利益が出た際に大きな節税になります。
2026年以降の利益:
2026年(1月〜12月)に利益が出た場合は、たとえ少額でも住民税の申告(所得があれば所得税の確定申告)が必要になります。
2025年分については、赤字であれば無理に申告しなくても問題ありませんが、領収書や帳簿は必ず保管しておきましょう。
こんばんは。
ご回答いただきありがとうございます。
他に給与所得はありますが、今回は赤字のため来年度利益が出た際に申告をしようと思います。
とてもわかりやすくご回答をしていただき安心できました。
参考になれば幸いです。よろしくお願いいたします。
本投稿は、2026年04月08日 07時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






