トレーディングカードゲームの売買、譲渡所得、雑所得
会社員として給与を得ている状態。
年間5回ほどの売却回数。
1回の売却利益(売却額-経費)は多くて15万前後(5回で65万と仮定)
購入自体は高頻度。
上記の場合は譲渡所得としての計算
「売却額 - 必要経費 - 特別控除50万 = A
Aが年間20万以下なら確定申告は不要(住民税の申告は必要)
Aが年間20万より多いなら確定申告は必要」
になるのでしょうか?
もしくは雑所得という扱いになるのでしょうか?
雑所得の場合、
給与を貰っているので「20万を超える利益」の場合は確定申告が必要(今回の質問だと65万と仮定してるので必要になる)という事でしょうか?
税理士の回答
丸尾和之
資産の譲渡による所得は譲渡所得となりますが、
営利を目的として継続的に行われる場合は雑所得(または事業所得)となります。
本件は、5回とも利益が出ているということであれば営利性はあると思います。
一方で、年5回が継続的に該当するかは判断が難しいです。
よって、事実認定にあたっては、最寄りの税務署にご相談をお勧めします。
また、確定申告の要否についてはご認識の通りとなります。
詳細は、下記国税庁HPをご覧ください。
◆ご参考
・No.3105 譲渡所得の対象となる資産と課税方法
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3105.htm
・確定申告が必要な方
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2024/01/1_06.htm
・令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について
https://www.nta.go.jp/users/gensen/2025kiso/index.htm
回答ありがとうございます。
お恥ずかしながら計算を間違えておりまして経費を抜き忘れておりました。
売却回数5回。売却額=65万。経費40万。(利益自体は毎回出ていることには変わりありません)
で改めてお考え頂けると幸いです。
又、仮に雑所得として扱うとして、上記の状態から10万円分の商品を購入&開封をし、出たカード全て売ったところ売却額は1万円だったと仮定。
この場合の今年の状態は売却額約65万円。経費50万円。利益15万で確定申告は雑所得と判定されたとしても不要になるという認識で大丈夫でしょうか?
丸尾和之
雑所得に該当するものとして回答します。
>売却額=65万。経費40万。
65万-40万=25万>20万 ∴確定申告が必要
>売却額約65万円。経費50万円。利益15万
15万≦20万 ∴確定申告不要(住民税の申告は必要)
留意点として、医療費控除を受ける等、確定申告を行う場合は、20万円以下の所得も確定申告書に乗せる必要があります。
ありがとうございます。
認識として正しいのかわからないのでお伺いするのですが雑所得に該当すると仮定して、利益が20万を超えそうなときに購入&売却でマイナスになる商品をあえて購入して全て売ると税金対策になるということでしょうか?
よくあるパターンでいうと大量のBOXを買ってレアカード数枚だけを残して他のカード全て売ると基本的に大幅なマイナス(手持ちのレアカードを売ればプラスかトントン)になるのですがそういった行動をすれば今年の利益自体は減るので雑所得20万到達を遅らせれるという事でしょうか?’(手持ちに残したカードは今年中には売らない前提)
丸尾和之
>購入&売却でマイナスになる商品をあえて購入して全て売ると税金対策になるということでしょうか
→税金対策にはなりますが、マイナスになっているので、資金的に損されていると思います。
>よくあるパターンでいうと大量のBOXを買ってレアカード数枚だけを残して他のカード全て売る
→あくまで売却したカードの購入費用見合いしか必要経費になりません。
手持ちに残したカード(レアカード)は棚卸資産として、売却するまでプールされます。
度重なる質問への解答ありがとうございます。
資金的には損をしますが開ける行為が好きなのでそれで税金かからなくなるなら問題はないです。
改めてありがとうございました。
本投稿は、2025年09月11日 12時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







