廃業時(個人)の固定資産について
廃業時の固定資産の取り扱いについて質問させてください。
パン屋を営業をしていましたが、今年で廃業をしました。
廃業にあたって、それまで事業用で使用していた固定資産について、消費税の申告上、課税売上にする必要があると聞きました。
その時の税率ですが、固定資産を購入した時の税率で計上すべきなのか判断がつかないので、教えていただけると幸いです。
また、この処理について、廃業後はプライベートで使用しない固定資産についても必要なのか教えてください。
よろしくお願いします。
税理士の回答

長谷川文男
その固定資産、どうしましたか?
売却したのなら、それが課税売上です。
そのまま、利用してくれる業者がないから、ほぼ、スクラップの値段で売却したのなら、そのスクラップ値段が課税売上です。
実際に売却したときに課税売上が発生しますから、今、売却したのなら10%です。
売らずに倉庫にでも保管したとしたら、売却していませんから課税売上は立ちません。そのまま、3年ぐらいそのままで、その後、売却なら、前々年の課税売上は0円でしょうから、消費税は関係無くなります。
法人経営で廃業(解散)なら、そんなに待てないでしょうから、どこかで売却、その時、課税売上となるのでしょう。
長谷川先生、ご返答ありがとうざいます!
売却はしていませんが、機械や工具はそのまま残して、次に入ってきたパン屋に
店舗代を含めて貸すつもりです。
本投稿は、2020年04月04日 14時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。