学生 仮想通貨 確定申告
今大学生です。
来年から就職予定です。
この1年間に、アルバイトによる所得はなく、仮想通貨で200万円程の利益が出ていますが確定申告した場合、所得税、住民税といった税金はどれくらいかかるのでしょうか。
その税金計算はどのようになるのでしょうか。
親の扶養に入っていますが、扶養を外れると思いますが、どれくらい親に税金の負担がかかるのでしょうか。
また確定申告をし、親の扶養を外れる場合、親も何か行う必要があるのでしょうか。来年の4月から就職するので、親の扶養は外れると思いますが、学生のうちに外れるとどういった影響がありますか。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
仮想通貨の利益(雑所得)が200万円、所得控除が基礎控除のみを前提として税金計算を行うと次のようになります。
① 所得税及び復興特別税:(200万-38万)×5.105%=8.27万円
② 住民税:(200万-33万)×10%=16.7万円
③ 合計:①+②=24.97万円
相談者様が扶養親族に該当しなくなることで、親御さんの扶養控除が適用できなくなりますので、親御さんの所得税住民税が増加します。
その際の増加する税金は、「63万円×親御さんの税率」の金額になります(相談者様が19歳以上23歳未満の場合)。
親御さんが給与所得者で年末調整をされている場合には、扶養親族を一人減らしたところで年末調整を行って頂く(やり直して頂く)ことになります。
もし、年末調整が終わってしまっていて、やり直しもできない場合には、親御さんが確定申告を行う必要があります。
以上、宜しくお願いします。
ご回答ありがとうございます。
ちなみに社会保険料や国民年金、国民健康保険等はいくらの所得を超えるとかかるのでしょうか。
住民税、所得税はいくらを超えるとかかるのでしょうか。
仮想通貨の取引による所得のみです。
よろしくお願いします。
年収で130万円を超えると扶養者が加入している社会保険の扶養から外れて、本人が国民健康保険に加入する必要が生じます。
なお、社会保険等の詳細については社会保険労務士にお尋ねください。
所得税・住民税ともに、各税目のその年の「所得控除の額」を超えた場合にそれぞれの税金がかかります。
所得控除の額は人によって異なりますが、共通したものには基礎控除という所得控除があり、所得税が38万円、住民税が33万円となっています。
丁寧なご対応ありがとうございました。
申し訳ありませんが、年収130万円を超えると社会保険の扶養から外れるということですが、仮想通貨による収入が130万円を超えた場合、社会保険が外れるということでよろしいのでしょうか。
よろしくお願いします。
本投稿は、2017年12月27日 02時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。