仮想通貨売買にかかる経費の範囲
仮想通貨で10百万円以上の利益を今年見込んでいます。
最先端の仮想通貨の世界を勉強し、今後の取引に生かすためにこの夏にニューヨークで開かれる仮想通貨のセミナーに参加しようと考えています。この場合、ビジネスクラス航空運賃、ホテル代は経費として控除できますでしょうか?ファーストクラスを利用した場合どうでしょうか?
行ったついでに2、3日観光した場合にはどうなりますでしょうか?
よろしくお願いします。
税理士の回答
こんばんは。
航空運賃・ホテル代は経費として計上可能です。法人と違い旅費規程がある訳でもありませんし、ビジネスクラス・ファーストクラスであっても特に問題はないかと思いますが、心情的には突っ込まれ易いところかも知れません。ですので、なぜ、ビジネス・ファーストを使ったのかの理由を用意しておいた方が良さそうです。
また、観光があった場合は家事按分というものを行い、観光分は経費に入れないようにして下さい。
例えば全体の1/3を観光したのであれば、旅費交通費のうち1/3は経費にしないといった具合です。
良くわかりました。ありがとうございます。
すいません、追加で伺いたいのですが、
例① 現地に正味6日間滞在し、1日がセミナー参加、5日が観光であれば1/6のみ費用にできる。
例② 正味6日滞在で初日と6日目にセミナー参加、2、3、4、5日目は仕方なくにボーとしていた場合には全額費用とできる。
という理解で合っていますでしょうか?
期間按分ではなく、期間にかかわらず目的がセミナー参加と観光だから1/2を費用にするという考え方はダメなのでしょうか?
よろしくお願いします。
こんばんは。
ご質問ありがとうございます。
>例① 現地に正味6日間滞在し、1日がセミナー参加、5日が観光であれば1/6のみ費用にできる。
妥当な感じがしますよね。
>例② 正味6日滞在で初日と6日目にセミナー参加、2、3、4、5日目は仕方なくにボーとしていた場合には全額費用とできる。
日程上仕方がなかったような場合がやむを得ない気もしますが、傍から見ますと空白の4日間は何かしら観光的なことをしたように見えますので、何パーセントかは自己否認しておいた方が良いような気がします。
基本的に、この家事按分はご自身で決められるものですので、ビジネスと観光はこの割合です、理由はこれです、といったように回答できるようにしておいた方が良いでしょう。
旅行日誌のようなものを付けておくと良いかと思います。
>期間按分ではなく、期間にかかわらず目的がセミナー参加と観光だから1/2を費用にするという考え方はダメなのでしょうか?
ということで、1/2に合理的な理由がないと判断される可能性が高くなるかと思います。
良くわかりました。ありがとうございます
丁寧な説明をありがとうございました。
本投稿は、2018年01月05日 14時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。