【仮想通貨】回転をした税金について
以下の例のような状態になった時の税金をご回答いただけますでしょうか。
❶国内取引所で仮想通貨Aを¥0.5で1000枚購入(購入¥500)
海外の取引所へ送金
❷海外の取引所でA→Bに交換(通貨の単価は変わらず)
❸Bが¥10になった為、手持ち全てをB→Aに戻す
❹Bが¥5になった為再度全てをA→Bへ交換する
❺Bが¥20になった為全てをB→Aに戻す
❻枚数が増えたAを国内取引所へ送金し日本円へ交換する。
上記の場合、❸❺❻の際にそれぞれ税金がかかる認識なのですが、あってますでしょうか?
税理士の回答

①の送金時に実現。損益の発生。
②取引所に預け入れの段階で取得価額を確認。その時の時価で。
③仮想通貨間の交換も売却と同様。
通貨Aの売却。損益の確定。
通貨Bはその時の時価が取得価額に。
④通貨Aが売却、損益は実現。
通貨Bはその時点の時価が取得価額に。
⑤通貨Bは売却、損益は実現。
通貨Aは、その時点の時価が取得価額に。
⑥取引所が変わる為、全通貨、全額損益が実現。
通貨毎に取得原価を総平均法、移動平均法を選択し、算出、損益の確定となりますが、移動するたびに実現し、換算レート上も不利なものとなりますね。
仮想通貨取引をされる際は、少なくとも同じ仮想通貨であれば、同一の取り㈲緑風舎引き所としないと徒に税負担が増えるため、ご留意ください。
大変わかりやすくご説明いただきありがとうございます。
いわゆる「回転」はリスクが高そうですね。
本投稿は、2018年05月22日 15時23分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。