法人口座で仮想通貨の高頻度取引をした場合の税金について
個人口座でbotを用いた仮想通貨の高頻度取引(BTCではないある仮想通貨を円建てで高頻度で取引する)をしているものです。
この度、法人化して法人口座にて今まで行っていた仮想通貨の高頻度取引を行おうと考えています。
https://www.zeiri4.com/c_1076/c_1081/q_11504/
の質問で、高頻度取引をしている個人が確定申告をする際の税務処理については把握できたのですが、(私がやっていることもこの質問と概ね変わらないと思います)
法人口座にて高頻度取引を行った場合、どのような税務処理を行うことになるのであろうか教えていただきたいです。
高頻度取引のため仮想通貨を資産として実際所有している時間は数秒~数時間でありその記録もすべて残っているわけではありません。
そのような場合でも法人化した場合仮想通貨資産の増減を帳簿に厳密に残さなければならないのでしょうか。
税理士の回答

猪野由紀夫
botを使用して取引しているということは取引所とのAPI連携ができているという理解であってますでしょうか?コインチェックやビットフライヤー、ザイフ、バイナンスあたりはAPI連携できていれば、取引履歴をエクセルに落とせるので、それをもって仕訳するうえでのエビデンスとすることができます。当事務所の顧問先にもデイトレードをしている合同会社があり、その取引履歴から会計仕訳を起こしています。しかし1日をすべて仕訳するのではなく、1日の結果を売買益・売買損を両建てにして「預け金」勘定で統制しています。個人的には1日1仕訳になり、1日の詳細はエクセルでブレイクダウンできるので、この処理で十分と思っています。
本投稿は、2018年09月30日 13時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。