仮想通貨とゲーム内通貨の違いは何か - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 税金・お金
  3. 仮想通貨
  4. 仮想通貨とゲーム内通貨の違いは何か

仮想通貨とゲーム内通貨の違いは何か

ビットコインのような「仮想通貨」と称されている通貨と、ポケットモンスターやドラゴンクエスト等ののRPGゲーム内やソーシャルゲーム内に登場するガチャ石などのゲーム内通貨の違いは何なのでしょうか?

ゲーム内通貨でも課税される場合があると聞いたことがあるのですが....

税理士の回答

金融庁事務ガイドラインによれば、「ブロックチェーンに記録されたトレーディングカードやゲーム内アイテム等は、基本的には仮想通貨のような決済手段等の経済的機能を有していないと考えられ、仮想通貨(暗号資産)には該当しない」とされているようです。
ゲーム内でしか通用しない通貨についても同様の判断が当てはめられないでしょうか。

ご回答いただきありがとうございます。

ポケモンやドラゴンクエスト等のRPGゲームや、ソーシャルゲーム等の一般的なゲーム内通貨では(例えそのゲーム内通貨の名前が「円」であったとしても)現実に存在する貨幣や商品、サービスに交換する経済的機能を有していないので仮想通貨ではない。
逆にビットコイン等は現実の世界での経済的機能を有しているので、名前が「円」でなくとも収入に含まれる仮想通貨になるという理解で宜しいのでしょうか?

暗号資産ではないので暗号資産としての取り扱いは受けないとしても、売買等によって収益が発生すれば課税されるでしょう。

それはデータの売買による収益ということなのでしょうか?
単に持っているだけでは関係ないという理解で宜しいのでしょうか?

値上がり益に対して課税されるか?ということでしょうか。

暗号資産(BTC)については、法人は期末に時価評価して値上り益が課税対象になり得ますが、
仮想空間のゲーム内のアイテムは暗号資産ではないというのが現在の課税庁の見解ですし、例えば個人が土地を持っていても売らない限り譲渡益が発生しないのと同様、個人が持っているだけなら今のところ課税されるような根拠法はないと思います。

ただし課税庁も追いついておらず勉強中、のようですので、将来税制が変わる可能性はあると思います。

なるほどそうなのですね。
持っているだけでは課税されないということで了解しました。
自分でも今後動向の変化をチェックしたいと思います。

お忙しい中ご返事いただきありがとうございました。
とても参考になりました。

本投稿は、2022年01月30日 01時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

仮想通貨に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

仮想通貨に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,150
直近30日 相談数
668
直近30日 税理士回答数
1,236