印紙税 還付
お世話になります。
契約書などに誤って貼ってしまった収入印紙は、還付してもらえるとのことですが、契約書そのものも税務署に回収されてしまうのでしょうか?
税理士の回答

小川真文
収入印紙の金額を間違えて必要金額より多くの金額を貼付し消印をしてしまった場合等、印紙税を過剰に納付してしまうことはしばしば生じます。このように間違って納付してしまった印紙税は還付を受けることは出来ます。
印紙税の還付を受ける方法は、印紙税についての過誤納の事実があることについて所轄税務署長の確認を得るために印紙税過誤納手続を行う必要があります。印紙税過誤納確認申請書を作成し、過誤納となった事実を証するため必要な文書その他の物件を税務署に提示します。申請書又は請求書、過誤納となった文書の提出方法は、税務署への持参又は郵送等にて行います。
この提出を受けた税務署長は提示された文書について印紙税の過誤納の事実を確認した後、過誤納金の還付に併せて「文書に貼付されている印紙に過誤納処理済等と表示した印を押して返戻する」ことになります。
本投稿は、2023年08月23日 12時13分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。