金のインゴッドに対する贈与税について
26歳会社員です。以下のような経緯ですが、贈与税の申告について下記をご教示いただけないでしょうか。
【経緯】
・200gのインゴッドを祖母から贈与されました。現在の時価は200万円を超えていると思います。
・正確な贈与日は不明で記憶が定かではないが6年は確実に経過しています。当時まだ高校生以下だったかと。
・贈与は口頭によるもので契約書、覚書はありません。
・インゴッドにはシリアルナンバーの記載があるため、購入履歴を調べることが可能だと考えています。数十万円で購入したと聞いているのでかなり前かと。
・祖母は幸い現在も存命で身体も特に悪いところはなく、まだ認知力もそこまで落ちてはいません。
【質問】
・遡求して契約書、覚書を作成することは可能でしょうか。
・正確な贈与日は不明な場合でも、時効は成立するのでしょうか。
・上記どちらも難しい場合、多く税を払い過ぎないためにできる良い方法はありますでしょうか?
・もし、インゴッドを売却する場合、売却時の課税には長期保有は認められるのでしょうか。
・売却時には、一括で売却すると200万円を超えるため、分割して売る方が良いでしょうか。
p.s. 贈与された時はインゴッドの時価は非課税の110万円以下だったはずなのでできれば贈与税を払わないようにできればと。。。
税理士の回答

平塚充孝
遡求して契約書、覚書を作成することは可能でしょうか。
⇒不可能ですので、作成してはなりません。
正確な贈与日は不明な場合でも、時効は成立するのでしょうか。
⇒所持、保有し続けているならば時効の主張は可能かと考えます。
また贈与時に時価が110万円以下ということならば、非課税を主張できるでしょう。
もし、インゴッドを売却する場合、売却時の課税には長期保有は認められるのでしょうか。
⇒贈与の場合は贈与者の取得日を引き継ぎますので、長期保有となります。
売却時には、一括で売却すると200万円を超えるため、分割して売る方が良いでしょうか。
⇒分割売却による追加手数料次第でしょう。
本投稿は、2024年01月02日 17時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。