親名義の土地に家を建てたい
父親名義の土地に家を建てようかという話が出ています。
元々その場所は畑だったのですが、親が歳をとり今は使っていないので、草が生えるし
使ってというのでその土地を使わせて貰おうかと思っています。
家の固定資産税はもちろん私が払っていきますが、土地の固定資産税は父親が払うと言っています。
今は父親が元気ですが、今後亡くなってから名義変更をしたり、色んな税金を払っていかないといけなくなったりすると思うのですが。
このような場合、親が生きている間に名義変更しておいた方が良いとか、こうした方が良いとか教えて頂けませんでしょうか?
税理士の回答

増井誠剛
結論から申し上げますと、今のうちに名義変更(生前贈与や売買)を検討するのがベストです。
1. 名義変更のタイミング
親が元気なうちに変更すれば、将来の相続手続きがスムーズ。
亡くなった後に相続すると、相続登記や税金の負担が増える可能性あり。
2. 名義変更の選択肢
① 生前贈与(贈与税あり)
- 年間110万円まで非課税(暦年贈与)
- 相続時精算課税なら2,500万円まで贈与税ゼロ
② 売買(親子間売買)
- 時価で売却すれば贈与税なし
- 親に譲渡所得税がかかる可能性あり
③ 借地権設定(名義変更なし)
- 正式な契約を結べば問題なく建築可
- 相続時に名義変更すればよいが、登録免許税がかかる
結論:税負担を抑えるなら相続時精算課税、手続きを簡単にするなら生前売買がよろしいかと存じます。
ありがとうございます。
相続時精算課税や譲渡所得税、登録免許税など、理解する努力をしながら調べてみながらどうすれば良いのか考えていこうと思います。
本投稿は、2025年03月06日 16時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。