譲渡所得から差引く取得費と譲渡費用
不動産売却をしましたが売却した土地に他の不動産担保が取ってありました。担保の取外しに2000万を銀行に支払ましたが、その2000万は譲渡費用にはなりませんよね?
またこの不動産の土地自体は相続で得たものですが建物は建築費や改築・設備費など実費がかかっています。その場合の取得費とはどれを指しますか?
金額が大きいので来年の税金が心配です。
税理士の回答

2000万は費用になりません。ご認識の通りです。
相続においては取得価額を引き継ぎます。土地は前の代の方の取得価額。(第三者へ支払った金額)、建物は、ご自身で建てた。であれば、建てた際の領収書等の合計額から売却時点までの減価償却額を控除した額になりますね。
取得価額-減価償却額=帳簿価額
※これが売却の原価となります。
土地
建物
に分けて整理することになりますね。
なお、長期譲渡でしょうから、税率は利益の20%程度です。
早々にお返事頂き恐縮です。ありがとうございます。元々が自分の物では無く相続で受け継いだものなので、難しいですね。
最悪、売却金額の20%位を税金と思っていれば大丈夫ですね。どうもありがとうございました。

20%の15%は所得税。残りは住民税で住民税は売却した年の翌年の6月以降の納付なので多少時期が遅れますね。
本投稿は、2018年05月17日 15時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。