副業で競馬事業をしており、経費等に関して質問がございます
副業の税金周りに関してご質問がありまして、長文で恐れ入りますがご回答頂けますと幸いです。
【現状】
■本業
一般企業に勤めている会社員です
■副業
noteというプラットフォームにて競馬の本や予想等を販売したり、競馬雑誌への寄稿等も行っております。
【質問】
①この場合、開業届を出して個人事業主になったほうが得なのでしょうか?
②家の一部を副業のためのオフィスとして使用しているのですが、この際の「家賃」及び「オフィスチェアやデスク、PCやスマートフォン購入費用」「引っ越し費用」などは経費に計上可能でしょうか?
③副業の件で打ち合わせをする際に会食時の費用を持つことがあるのですが、これも経費に計上可能でしょうか?
④競馬の本や予想を書くにあたり参考にしている有料サービスの費用は経費に計上可能でしょうか?
※(例)netkeibaというサイトの月1000円の有料会員費用など
⑤一口馬主に関する記事も書いているのですが、その際「クラブの月会費」「馬代」「馬の維持費(エサ代)」などは経費に計上可能なのでしょうか?
⑥ふるさと納税は、「本業+副業」の総額でカウントされるのでしょうか?
※(例)本業450万、副業650万であれば年収1100万円(212,000円分)の部類に入るのでしょうか?
長くなってしまい申し訳ございませんがご教示頂けますと幸いです。
宜しくお願い致します。
税理士の回答
文面から分かる範囲でお答えいたします。
①この場合、開業届を出して個人事業主になったほうが得なのでしょうか?
開業届を出して、かつ、青色申告の適用の届け出を行えば、最大65万円の青色申告控除が受けられることもあります。ただ、今年は青色申告を受け付けていただけない可能性もあります。
②家の一部を副業のためのオフィスとして使用しているのですが、この際の「家賃」及び「オフィスチェアやデスク、PCやスマートフォン購入費用」「引っ越し費用」などは経費に計上可能でしょうか?
競馬予想の作成に使った文であれば可能です。ただ、全額というわけには行かないと思います。
③副業の件で打ち合わせをする際に会食時の費用を持つことがあるのですが、これも経費に計上可能でしょうか?
④競馬の本や予想を書くにあたり参考にしている有料サービスの費用は経費に計上可能でしょうか?
※(例)netkeiba(http://www.netkeiba.com/)というサイトの月1000円の有料会員費用など
これらは、本当に副業のためであれば、計上は可能かと思われます。ただ、個人的な部分もあるかと思われますので、全額が可能かどうかは微妙かと思われます。
⑤一口馬主に関する記事も書いているのですが、その際「クラブの月会費」「馬代」「馬の維持費(エサ代)」などは経費に計上可能なのでしょうか?
これは、個人的な楽しみの部分が多いケースが多いかと思われますので、難しいと思います。
⑥ふるさと納税は、「本業+副業」の総額でカウントされるのでしょうか?
こちらは総額でカウントされます。
ご参考になれば幸いです。

①規模によります。
②副業と家事分の明確で合理的な区分が必要です。
③会食費用の経費は難しいと思います。
④家事分の使用もあれば、区分が必要です。
⑤個人的費用であれば、難しいと思います。
⑥総額でカウントされます。
富樫さま
はじめまして。
税金周りに関してわからないことだらけだったので参考になりました。
この度は諸々ご回答ありがとうございました。
中川さま
諸々ご回答ありがとうございます。
1点質問させていただけますと幸いです。
これらは、本当に副業のためであれば、計上は可能かと思われます。ただ、個人的な部分もあるかと思われますので、全額が可能かどうかは微妙かと思われます。
→こちらですが、確かにおっしゃる通り個人的な用途で使用する部分もございます。そのため全額計上するのはいけないと思うのですが、このような場合は一般的にどのような計算で割合を出すのでしょうか?
お忙しいところ恐れ入りますがご教示いただけますと幸いです。
本投稿は、2018年08月09日 22時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。