税理士への苦情
消費税が10%に上がる前に設備投資を1500万円程かけようと思い、税理士事務所のうちの担当(担当になって45年)に相談したところ、100万円程? お金が戻ってくるという事でした。ところが昨年12月に担当者が簡易課税と一般課税を間違えてしまい、「お金が戻っていない」と今年の6月中旬に知らされました。その職員は、「所長が知るとクビになる。老後の生活が出来なくなるので所長に言わないでください。」「自分が弁済します。」と言っておりました。私は個人が弁償すべきもではない。本人が報告すべきである。と思い、「所長にミスをしたことを必ず、報告してください。あとはあなたに任せる」とその人の事を信頼しておりました。その後、一ヶ月ほど過ぎた7月中旬にやっと、「所長に報告しました。」とその職員に言われましたが、今日7月25日現在、10日程過ぎても所長から何の連絡もありません。私としては顧問料を払っているいる以上戻てくるべき100円程?を所長に請求しようと思っております。私の父はかなり高齢で、以前入院中に公正証書遺言をその所長と担当者の立ち合いのもとで作成し、その所長を遺言執行者に指名しております。信頼していた担当者が私に「所長に報告した」と噓をついてるのか、所長が執行者になっているため、私を軽く見ているのか。分かりません。どのようにしたら、よいでしょうか
税理士の回答

中田裕二
担当とは税理士なのでしょうか?
税理士でもない担当者に任せきりの所長(税理士)の責任は重いです。
担当者ではなく所長(税理士)の責任ですので、100万円は損害賠償してもらうべきです。
早速のメールありがとうございます。担当者は税理士ではありません。

中田裕二
担当者に所長への報告を再度確認し、所長からの謝罪、賠償を求めるべきでしょう。
45年にも渡る担当者との信頼性が壊れかけている状況にあり、心中お察しします。
駆け出しの私には、到底想像つかない信頼関係です。
正直申し上げて、所長や担当者双方に悪意がある可能性も、悪意がない可能性も、両方あるかと思います。
質問者様とのこれまでの信頼関係に甘え、また、首になる恐怖で、担当者が判断を誤り一人で抱え込んでいる可能性もあります。
ここは、まずは所長に電話して「会って話をしたいことがある。内容は私の担当者が知っているから、彼から聞いておいて欲しい」と言ってみてはどうでしょうか。所長に話をするにしても、担当者から所長に申し出るという状況を作るべきでしょう。
また、税理士会にはこのような税理士と顧客の紛争を協議する、紛議調停制度というものがあります。税理士会の代表電話番号にかければ、担当の部署に転送されます。
こちらに相談されてみてはいかがでしょうか。
このとき、いきなり紛議調停の申出書を書いて、調停を進めて行くのではなく、これまでの状況を説明されて、どのように対応していくのが望ましいか、アドバイスを受けるスタンスで電話されるとよろしいかと思います。
事態が円満に解決し、元の信頼関係を取り戻せるよう心より願っております。
先生方、メールをありがとうございます。弊社の創業者は父(オーナー)であり、かなりの高齢です。父としては、今回の担当者のミスに関しては「長いつき合いもあり、又良いアドバイスをたくさんいただき、そして彼は苦労人である。」という事で、なんとか彼を助けてあげたい。なんとかクビにならないように様にしてあげたい気持ちでいっぱいの様です。私の気持ちも同じです。しかし、私、二代目としては、この会社を守っていかなければなりません。担当者が、「所長に報告した」と言ってから10日程経っても、所長から連絡がない以上、もう一度担当者に「所長に報告したかどうか」を確認し、その返答によっては、所長に直接、連絡しようと思います。私の願いとしては、①担当者に確実に所長に報告をして頂きたい。②所長から今回の担当者のミスについて連絡をいただきたい。その様に思います。
ありがとうございます。

中田裕二
「所長に報告した」というのが本当であれば、所長の対応はいただけません。嘘であれば、ありえません。
返答が遅くなり申し訳ございません。結論としまして、今回だけは、すべて飲み込むと決めました。所長からは相変わらず何の連絡もなく、いったいどうなっているのか分かりませんが、父の意向(45年以上も当社の担当をしてくれたんだから。)が強く又、担当者は一時はやる気がなく、ミスばかりしておりましたが、最近は設備投資の案件にも積極的に相談にのてくれますため、その様にきめました。貴重なアドバイスありがとうございました。

中田裕二
ご質問者様がそうお考えであれば第三者がとやかく言うことではありませんが、税理士との間は信頼関係で成り立ちます。
簡易課税と一般課税を間違えるなどという基本的なミスを担当者任せにしている事務所とは今後うまくいくのでしょうか。
本投稿は、2019年07月25日 23時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。