19歳です。フリーター130万円の壁について
ネットで調べても情報が沢山あってわからないので質問させていただきます!高校を卒業してからフリーターになりました。19歳母子家庭で育っています。現在フリーターでアルバイトを掛け持ちしています。年収が130万円を超えてしまいそうなのですが(103万はもう超えています)
・年収は1月〜12月までの給与のことを指しますか?
・130万円を超えるという見込み?をされるのは年末ですか?
・130万円を超えてしまうと税金がどれだけ取られてしまうのか負担額を減らすことは出来るのか
・(103万も含め)超えてしまった後何か自分で手続きをすることがあるのか
税金に関して全く無知なので教えていただきたいです。よろしくお願いします。
税理士の回答

出澤信男
1.年収は、1/1-12/31までの給与収入の合計になります。年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ税金の納付が出ます。親は特定扶養控除を受けられなくなり税負担が増えます。
2.社会保険の扶養の判定基準である年収130万円は、年収の見込額が130万円以上になることが確実になった時点になります。
3.年収が130万円のときの税金の計算は以下のようになります。
(1)所得税
収入金額130万円-給与所得控除額65万円=給与所得金額65万円
65万円-基礎控除額38万円=課税所得金額27万円
27万円x5%=13,500円
13,500円+283円(復興税2.1%)=13,700円(百円未満切捨て)
(2)住民税
65万円-基礎控除額33万円=課税所得金額32万円
32万円x10%(定率)=32,000円(所得割)
32,000円(所得割)+5,000円(均等割)=37,000円
税金の負担を減らすためには、年収を下げるしか方法はないと思います。
4.給与収入の合計が103万円を超えた場合は、確定申告が必要になりますので、申告のために源泉徴収票を入手しておく必要があります。なお、確定申告をすれば住民税の申告は不要になります。
本投稿は、2019年10月05日 04時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。