中国から日本への送金した場合の税金(日本では無収入)
長期間にわたり中国に在住している日本人です(住民票無し)。夫(中国人)と共働きで(現地雇用先にて個人所得税納税済み)、将来的に子供が日本の大学に通う可能性が出てきたため、資産の一部を日本に移そうと考えています。日本では無収入のため、私の個人名義の口座に海外から数百万単位の入金があった場合は、税務署からチェックが入ると聞いたことがあります。そこで気になるのが下記の点です。
1.中国で所得税納税済みのお金を送金した場合も、日本側で納税対象になるのでしょうか?
2.普段は中国に住んでいるため、高齢の両親には迷惑をかけたくありません。住民票も抜いている場合、税務署から連絡が来る場合、どこに連絡が来ることになるのでしょうか?
3.こちらで所有する不動産を処分することも検討しており、そうなった場合は数千万円単位の送金になります。送金金額に関わらず、税務署から連絡が来た場合、準備しておくべき書類(不動産売却契約書の日本語訳など?)はあるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

中島吉央
あくまでも、ネットでの質問であり、質問者さんの全ての状況がわかりませんので、以下、日本においての納税義務が過去なかったという前提で書きます。
金融機関を通じて100万円超の国外送金等をした場合には、当該金融機関から税務署に対して国外送金等調書が提出されます。
1.自分の口座から自分の口座に移動するだけでは、日本において納税する必要がありません。
2.金融機関に提示した際の電話番号にかかってくる可能性がありますが、まず、可能性は低いといえます。
3.不動産売買契約書や登記簿謄本や日本語訳があれば問題ないです。
ご回答ありがとうございました。もし可能でございましたら、追加でご回答願います。
1.海外送金であっても、海外の私自身の口座から日本の私名義の口座であれば納税義務はないということなのでしょうか?
2.安心いたしました。
3.中国ではこうした翻訳の場合、公証や翻訳会社の印鑑捺印を求められるのですが、日本の場合も同じなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

中島吉央
単なる個人間の口座移動で納税になることはありません。なお、お尋ね等なので、そこまで厳密なものは要求されないと思いますので、税務署に言われたら追加で出すぐらいの感覚でいいのではないでしょうか。
本投稿は、2019年11月24日 17時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。