夫婦間の借用書について
税金のトラブルを避けるために夫婦間で借用書を作ろうと考えてます。
貸借りがあったのが2019・2020年でした。
2021年に借用書を作る場合は、作成日を2021年○月○日と記入してもいいでしょうか?
借用書に書く情報
タイトル→借用書
作成日→上記の質問
金額→貸借りと夫婦間で認識している金額
返済方法→振込
返済期日
お金を借りる人の名前、住所、印鑑
お金を貸す人の名前→住所と印鑑必要ですか?
収入印紙は、必要でしょうか?
必要な場合は、借金額に応じた印紙を購入して書類に貼るだけでしょうか?
宜しくお願い致します。
税理士の回答

中田裕二
贈与とみなされないように借用書を作成するということでしょうか。
そもそも貸借が実行された後の日付で借用書を作成しても実効性に乏しいですし、実行開始日に遡って作成すれば偽造ということになります。
作成しないよりは事後にでも作成時の日付で作成した方が良いでしょうが、印紙税は金銭消費貸借契約書として記載金額に応じた収入印紙を貼付して納付することになります。
様式はネットで検索したものを利用してはいかがですか。
むしろ振込等の返済事績を残しておくことが重要です。
贈与とみなされないように
相続税の税務調査に備えて
借用書を作成しようと考えてます。
資金移動した時は、税金の知識がなくて借用書を作ってませんでした。
貸借りの認識が500万円なら2000円の印紙を書類に貼るだけでしょうか?
借用書を作らないで夫から妻に返済として送金してるだけでいいでしょうか?

中田裕二
貸借の金額が500万円であれば2,000円の収入印紙を貼付して割印を押してください。
特に夫婦間の契約書は証拠能力が低く、あまり意味がないです。
返済事績をしっかり残しておく方が重要だと思います。
借用書を作らなくても口座履歴の返済事績が証拠になりますよね。
完済するまで夫から妻への送金は、返済として
完済したら夫から妻への送金は、生活費として
と夫婦間で共通認識してます。
今まで5〜30万円ぐらいで返済額に変動がありましたが問題ないですよね。
1〜2年ぐらい前の資金移動ですし
既に返済としての送金もしてますし
借用書の作成を辞めます。
ありがとうございました。

中田裕二
通帳の返済事績の横にメモ書きしておくといいと思います。
なるほど。
メモ内容↓
完済するまで夫から妻への送金は、返済として
完済したら夫から妻への送金は、生活費として
で大丈夫でしょうか?
ネット銀行を使っていて通帳がないです。
ネット上で入出金明細が見れるので返済事績の横にメモ【完済まで返済 完済したら生活費】しときます。

中田裕二
それでもよいですが、単に「借入返済」「生活費」でもよいでしょう。
悩んでいた事が解決できました。
本当にありがとうございました。
本投稿は、2021年08月26日 09時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。