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時間外割増賃金等請求控訴事件 判決後の税金申請について

労働裁判で辞めさせらた会社に対して19ヶ月分の期間の残業代の訴訟をしました。
横浜地方裁判所での原審をもとに
東京高等裁判所での控訴審の判決が出ました。

質問者は元従業員です。
判決言渡の書類からでは必要情報が読み取れません。
請求する申請する区分をご教授ください。金額など伏せさせて頂きます。

地裁
主文
1 被告は、原告に対し、〇〇円及びうち〇〇円に対する平成〇〇年から支払済みまで年14.6%の割合による金員を支払え。
2 被告は、原告に対し、〇〇円及びこれに対する本判決確定の日の翌日から支払済までの年3分の割合に対する金員を支払え
3 原告のその余の請求をいずれも棄却する
4 訴訟費用は、これを10分し、その3分を原告の負担とし、その余は被告の負担とする
5 この判決は、第1項に限り、仮に執行することができる

高裁
主文
1 本件控訴を棄却する
2 控訴費用は控訴人の負担とする

被告(会社)の年末調整を待って申告するべきでしょうか?こちらが取るべき対応と
読み取るべき情報として〇〇円の部分の税金の種類
また遅延損害金、付加金の税金の種類はどうしたらいいでしょうか?
よろしくお願い申し上げます。


税理士の回答

本人訴訟でやられたのだと思います。高裁の判決は確定したのですか。会社は任意に払ってくれたか、払ってくれそうなのですか。それなら向こうでどういう処理をするのか提案がくると思います。それを待ったらどうですか。任意に払ってくれないなら、また強制執行の手続きが必要になりお金がかかります。それと、1審で仮執行分がついてます。強制執行して、お金をもらっておいたらどうですか。

安島先生ご返答ありがとうございます。

勉強しながら個人で、弁護士電話相談、ネット情報など使いながら行いました。
幸いタイムカードを控えていたので、証拠は問題ありませんでした。
ただ曲がりなりにも店舗責任者の立場で管理監督者を焦点に争い長引きました。

会社の主要銀行は勤務中に知る機会があったので地裁判決が出て差し押さえ処理をしました。
高裁判決が確定して差押からまず強制執行をして半分程度回収しました。

現在は担保金を返済手続きをして、会社代理人から振り込みがありました。これで判決文の金員は全て回収できました。

会社代表とは休業の理由、強制退社をさせられたら事からかなり険悪になっていて話をしたくないです。
代理人を挟んでやりとりをしていますが、担保金からの払い込みに関して会社側の税処理などの提示はありませんでした。

どのようにするべきか、会社の意向もわからず、こちらとしてはもう関わりたくないのでご相談をさせて頂きました。

こういうケースは、ふつう、会社のほうで退職金の扱いにして(会社も経費で処理をしないといけないので)退職金の源泉をして終わりにすることが多いようです。給料にまで戻すと、すごい面倒な計算が会社のほうで必要になります。あなたの選択肢は、①損害賠償金にして非課税扱いとして税金の申告はしない②退職金として自分で確定申告する。裁判が残業代の請求訴訟になっているので、②でやったらどうですか。①でも問題ないとは思います。

退職金の源泉のみで終わりそうなのですね。

税金の問題で会社側の経理に影響、手間がかかるのなら会社代表は性格的に、面倒だと過去の給料計算まではせずに終わらせる感じがします。

会社の処理の仕方と違う申告をしても後々大変そうなので、退職金の扱いになり源泉される事か損害賠償金、としての扱いか会社代理人に少し下がり入れてます。

大変参考になりました。ありがとうございました。

本投稿は、2021年09月15日 21時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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