勤務医(常勤医)です。産業医の法人設立について
ご担当者様
現在、常勤医として病院にて勤務しています。
同時に、研究日を利用して嘱託産業医としても勤務しています。
(産業医は勤務している病院からの紹介ではなく、個人的に契約している企業です。)
収入額は、産業医の方が病院より2〜3倍ほど多い状況です。
(年によりますが、両方併せて年収1500万〜2000万円程です。)
この場合、
(1)常勤医を維持したまま、産業医の方のみで法人設立することは可能でしょうか
(2)(1)の場合、節税上のメリットとデメリットはどのようなものがあるでしょうか
(3)(1)の場合、社会保険料の計算はどのようにすればよいでしょうか(常勤先との兼ね合いなど)
以上に関してご相談させていただきたく、ご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答

(1)可能です
(2)デメリットは法人になることで確定申告が複雑になり、税理士コストがかさむこと、法人税均等割(約7万円/年)がかかることなどがあります。一方でメリットは、給与をとることで給与所得控除が使え節税になる、社宅や旅費規程により節税できる、生命保険を経費で処理できる、法人個人で所得を分散することで累進課税を緩和し、総合的に節税できるなどです。
(3)社会保険は法人から得る報酬によって計算されます。
本投稿は、2017年09月28日 16時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。