母からの2000万を贈与したい申し出があり、節税対策に悩んでいます。
母(59歳)から私(息子31歳)の2000万を贈与したい申し出があり、節税対策に悩んでいます。贈与方法としては、一旦通帳とハンコを渡すから、任せるとのことでした。
贈与の理由は、母は全て資産を日本円で1億ほどもっており、昨今の為替レートなどを考えると、全て日本円で持つのではなく、米国株や全世界株などに分散投資したいが、母親では金融知識が不十分で、私に任せたいというものです。
贈与したものは、適切なポートフォリオを組みながら、SBI証券でインデックスファンド(概ね利回り7%)などに一括投資したいと考えています。
こうした条件の元で、
・母親が60歳になるまで、母名義でインデックス投資を始めて、60歳になった時に、相続時精算課税制度を活用して、私の名義に変えて贈与を受ける
方法で考えています。
ご相談したい点は、上記の手法の妥当性(通常の相続税との比較など)と、その他にさらに良い節税対策があれば、提案いただけると幸いです。
その他の付帯情報としては、以下の通りです。
・父は死亡
・兄は二つ上で起業家(名古屋)
・母は愛知県の江南市(小規模自治体)に2000万程度の一軒家の購入を検討中 ← 個人的には未来がない土地に建てることに私は反対している。母としては、田舎が良いよう。
・母は、上記の一軒家が立てられない場合は、京都に分譲マンションを購入予定。
・私は、京都で公務員をしており、京都で一人暮らし中。近日中に結婚を見据えた彼女(大阪勤務)と高槻市駅で同棲するための賃貸マンションを探している。
税理士の回答
母親が60歳になるまで、母名義でインデックス投資を始めて、60歳になった時に、相続時精算課税制度を活用して、私の名義に変えて贈与を受ける
まだ贈与をしないで実質あなたが投資をするのでしょうが、そもそも対証券会社との間でこうした名義貸し投資は可能なのでしょうか。
相続時精算課税制度は特に将来、相続税がかからない場合にはたいへん有効です。
上記の手法の妥当性(通常の相続税との比較など)と、その他にさらに良い節税対策があれば、提案いただけると幸いです。
将来の予想される相続税額が不明ですので回答できませんし、こうした内容は是非、お近くの相続税分野に強い税理士に相談してください。
当事務所でも行っている相続シミュレーションが必要になります。
本投稿は、2024年07月30日 10時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。