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建物の共有持分について

共有持分の割合についてのご相談です。
土地680万、建物2500万、その他(外構工事、諸経費)820万の計4000万を連帯債務にて住宅ローンを組み、
現在建物の登記にあたり共有持分の割合を決めようとしております。

返済割合を夫7対妻3としたので、
土地建物の持分も夫70/100:妻30/100としたいところなのですが、
土地購入時に土地の持分割合を夫単独と安易に決めてしまったため、
建物を夫60/100:妻40/100とし
贈与税がかからないように
うまく帳尻を合わせたいのですが、、、
大丈夫なのでしょうか?
また、その他の金額が大きいのですがこの場合はどのような扱いになりますか?

税理士の回答

ご質問ありがとうございます。

結論から申し上げますと、夫7:妻3の負担割合に合わせて持分を決めるのが理想ですが、土地を夫単独にしてしまったことで調整が必要になります。

一般的に、共有持分は実際の資金負担割合に基づくべきであり、意図的に調整すると贈与と見なされる可能性があるため注意が必要です。今回、土地を夫単独名義にしたため、夫の負担割合が増えています。そのため、建物の持分を夫60:妻40にすると、妻が実際の負担額を超えて持分を得る形になり、その10%分が夫から妻への贈与と判断されるリスクがあります。

また、外構工事や諸経費(820万円)の取り扱いも重要です。これらも住宅取得のための支出として考慮する必要があり、通常は住宅ローンの負担割合に応じて分配するのが適切です。つまり、4000万円全体の負担割合(夫7:妻3)に基づき、建物持分も調整するのが安全でしょう。

最も確実なのは、税理士や司法書士に相談し、持分変更の影響を事前に確認することです。下手に調整すると後々税務リスクが発生するため、慎重に判断するべきです。

本投稿は、2025年02月03日 04時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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