節税目的で購入する自動車ローンと償却の考え方について
節税のために中古車相場が高い新車自動車購入を検討しています。
なるべく節税になるお金の借り方の認識が正しいか教えてください
<前提>
・自動車は新車、全額ローンで購入し6年で償却
・ローンの金利は0パーセントと仮定
・車は3年で売却する予定
<質問>
以下の理解なのですが認識正しいですか?
・ローンはなるべく長い期間で借ります。理由としては帳簿上は原価償却となり、ローンではちまちま返済しているのでローン返済額よりも償却額が上回るので実際は現金が残る
・注意点としては上記の場合、売却時の金額が購入価格-ローン返済額を下回らないように残価を考慮した支払い期間にするのが重要
税理士の回答
こんにちは、税理士の山下久幸です。
以下、回答です。
・ローンはなるべく長い期間で借ります。理由としては帳簿上は原価償却となり、ローンではちまちま返済しているのでローン返済額よりも償却額が上回るので実際は現金が残る
→この認識で問題ありません。
ローンの年数はできるだけ長い方が有利です。
ただその分金利は多く払うことになります。
・注意点としては上記の場合、売却時の金額が購入価格-ローン返済額を下回らないように残価を考慮した支払い期間にするのが重要
→仰るとおり、売却予定の3年後のローン残高以上で売れれば問題無いということになります。
ひとつ注意点としては、3年後は車の減価償却がある程度終わっており、売却したときに「売却益」が出る可能性が高いです。そのときに売却益に対する税金が発生しますので、そこはご注意ください!
本投稿は、2025年04月22日 00時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。