営業外利益(公的助成金)を圧縮したい
社長一人のみの会社を運営しています。
IT分野で先端技術を取り扱っている事もあり、研究開発系の助成金を取る事も多いのですが、助成事業に工数を使うとどうしても収益事業の工数は減る事になりますので、会社の収支構造としては
・売上<販管費で営業利益は赤
・売上+助成金>販管費で経常損益は黒
という形になってしまい、銀行評価はあまり高くなりません。
(現状、借入を行っていないため問題ではないのですが)
規模感(昨年度)としては以下の通りなのですが、
売上:30百万
販管費:33百万
営業利益:-3百万
助成金:11百万
経常利益:8百万
できれば営業利益を黒で落着させたいと考えており、販管費として
計上しているものの中でも、営業外費用に移せるものがあればと
考えています。
パッと思いつくところだと株式での損失などですが、良好な相場環境
もあり、全ての銘柄で含み益を抱えていますので、この方法も使えそ
うにありません。
税理士の回答
竹中公剛
助成金を販売費に計上して、マイナスで計上。
よろしくお願いいたします。
圧縮記帳を利用する場合に機械装置の購入費用を少なく計上する(ただし翌年以降の減価償却費も少なくなるという諸刃の剣)という手法はありますが、販売費(販管費ではなく?)に助成金をマイナス計上して営業利益を増やし、営業外利益を減らすという手法は聞いた事がございません。
それは本当に適正な手法なのでしょうか???
竹中公剛
適正かどうかは、わかりませんが、営業利益を多くしたいのでしょうから。緊急避難です。
常識では、考えられないことの相談と思いまして。
・売上<販管費で営業利益は赤
・売上+助成金>販管費で経常損益は黒
という形になってしまい、銀行評価はあまり高くなりません。
(現状、借入を行っていないため問題ではないのですが)
上記を何とかしたいとのことがあまり常識ではないように思います。
受け入れなければ、今回の意見はないことにしてください。
なるほど、そういう前提でしたか。
失礼いたしました。
助成金の類を受給している企業さんは沢山いるハズなのに、
皆さん、銀行評価(営業利益)と節税(経常利益の圧縮)は
どうやって両立されているのだろうかという疑問で、
定常的に使えてかつリスクも大きくない手法は何かないもの
だろうかと思いましたもので。
今のところ、弊社で行えているのは(営業外利益の圧縮ではなく)
「研究開発税制」や「中小企業投資促進税制」による税額控除程度です。
竹中公剛
記載わかりました。
銀行には丁寧に説明すれば、わかっていただけると思います。
頑張ってください。
本投稿は、2025年11月15日 00時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






