複数法人で共同で社宅を契約し家賃折半することは可能でしょうか?
社長のみの一人法人を、各々持っている2名がいるとします。
(それぞれ法人A 社長:太郎, 法人B 社長:花子 とします)
このときに、法人A と 法人B で家賃を折半する形で1つの賃貸物件を契約し、太郎・花子に同居させる形で社宅利用させることは可能でしょうか?
状況としては以下のような条件を想定しています。
- 法人A と 法人Bの間に、出資関係はない
- 法人A と 法人Bの間に、受発注などの契約関係はない
- 太郎と花子には、姻戚・親戚関係はない
- 法人Aは太郎から、法人Bは花子から、それぞれ一定額を家賃負担として毎月徴収する予定
税理士の回答
理論上は可能かと思いますが、実際に物件オーナーはA社、B社と契約するのかと考えますし、太郎、花子は同居するのでしょうか。
ご回答ありがとうございます。
オーナーと契約するのはA社かB社のどちらか一社になります。この場合はいかがでしょうか?
また、同居に関してはシェアハウスのようなイメージですので、こちらは特に問題はないと考えております。
オーナーには利用状況(転貸借)についての説明は必要ですし、同時にA社とB社との転貸借契約が必要になります。
ありがとうございます。
つまり、オーナーとの合意が得られ、A社B社間の転貸借契約が適切に結べれば、A社B社それぞれに社宅利用として損金算入して問題ないと考えてよいということでしょうか?
おっしゃる通りです。契約書に基づいて経理処理します
なるほどです。理解が深まりました。
おっしゃる通り、転貸借契約は現実的ではないかもしれないですね…。
ありがとうございます!
本投稿は、2020年08月26日 18時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。