法人の不動産投資における、役員の出資について
今年不動産投資をするために、出資金200万円で代表一人の合同会社を設立しました。
当初の計画では融資を付けながらの不動産購入を考えていましたが、色々な情報に触れ考えなおし、手持ち資金を使っていく方法に切り替えました。
その上で、
◎出資金を増資する
◎物件を購入する都度、役員借入金を計上する(安い物件を複数購入することを想定)
税制上、どちらの方がメリットが多いのでしょうか。
また借入金として計上するとした場合、購入した不動産を売却しない限り、早期に個人への返済は出来ないということになりますが、問題はないのでしょうか?
以上、アドバイスをお願いいたします。
税理士の回答

税金面だけで言えば、後者の方が法人税等を抑えられます。
法人税では資本金1億円を超えると少額減価償却資産などの中小企業特例が適用されなくなりますし、住民税では資本金等の金額に応じて赤字でも納税しなければいけない均等割額が段階的に増えます。
オーナー企業では代表者から会社への買い付けは往々にありますので、それほど問題にはならないと思います。
本投稿は、2021年02月03日 15時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。