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フリーランス・フリーター・個人事業主の違いってなに?

現代では働き方の幅が広がってきています。請け負いなどでの単発の仕事をする働き方や、正社員やフリーターなどの給与所得者など、様々な勤務形態・契約形態があり、働き方の選択の幅が広がってきています。

そもそも、よく耳にする「フリーター」・「フリーランス」・「個人事業主」ですが、具体的にはそれぞれどのような場合を指すのでしょうか。同じなような気がするけど...。と思う方も多いのではないでしょうか?

今回はこの類似してるけど、異なる3つの働き方についてお話していきたいと思います。

目次

それぞれの違いを知ろう!

定職に就かず、アルバイトを続けることで生計を立てる人を「フリーター」と呼び、一定の雇用関係によらず、独立して営む職業を自由業と言いますが、その人に対して「フリーランス」や「個人事業主」という呼び方が使われることがあります。

以下にそれぞれの概要をまとめました。

フリーター

フリーターとは、広くは、学生以外で正社員・正職員以外の就労形態(契約社員・契約職員・派遣社員・アルバイト・パートタイマーなどの非正規雇用)で生計を立てている人を指す言葉です。アルバイト先などで決められた仕事を行い、働いた時間に応じて給与を受け取ることになります。

もともとはフリーランスアルバイターの略称で、雇用形態がアルバイトであることや、若者であることなどが大まかなイメージであったのですが、1991年(平成3年)に厚生労働省が実態調査のため以下のような定義を設けました。

  • 若年者(学生・主婦・主夫を除く満15歳から34歳)であり就労形態が非正規雇用である
  • 現在無職であるが働く意志のある人

しかしながら、これをご存知の方は少ないのではないでしょうか。このため、様々な場所で使われている「フリーター」という言葉の定義は未だに曖昧なようです。

ニート・無職との違い

ニートとフリーターについて曖昧な認識している方も少なくないと思いますが、まったく異なります。更にニートと無職も曖昧な言葉として使われていますが、一般的には以下のように定義されています。

ニート…もともとはイギリスで作られた言葉(NEET)とされています。家事も通学もしておらず、職業訓練や求職活動を行っていない若年者(学生・主婦・主夫を除く満15歳から34歳)を指します。

無職…無職とは無職業の略称であり、所得労働に就いていない人全員(未就学児や学生を除く)のことを指します。

職業分類上では、仕事をしていても収入を伴わない場合は「無職」となります。よって主婦・主夫も無職に入りますが、厚生労働省の見解では「勤務先でアルバイト・パートと呼ばれる従業員である場合は、職業は"主婦"」であり、それ以外の仕事を持っている場合は、その職業でも主婦でもどちらでも良い。とされています。

フリーランス

フリーランスとは、特定の会社や団体、企業に所属せず独立して仕事を請け負い、仕事ごとに契約を結ぶことで「働き方や契約の仕方」を指します。実際に業務を遂行をする人のことを「フリーランサー」と呼びます。

名前に「Free(自由)」とついていることからわかるように、場所・勤務時間・職種などを自由に決めて働けるのが特徴で、自分の知識やスキルを活かしてやりたい仕事ができるのが最大のメリットといえます。

その職種は様々で、デザイナー・エンジニア・ライター・ジャーナリスト・カメラマン・コンサルタントが例として挙げられます。個人で請け負っている仕事については、ほとんどがフリーランスと呼べるので、具体的にどの職種が当てはまるという明確なものはないとされています。

中小企業庁の2015年度のフリーランスにおける職種の割合のアンケートによると、以下のような結果となります。

弁護士・税理士などの士業をフリーランスでやっている人もいます。最近では、ユーチューバーやアフィリエイトの広告収入、FX・株トレーダー、などのネットビジネスも広く知られるようになりましたが、そのような背景から主婦や学生、シニアの方からも注目を集めているようです。

フリーランスになるメリット、年収は?

職種によって大きく異なりますが、平均の手取り年収が「300万円未満」が全体の6割を占めているといわれています。一方、「1,000万円~5,000万円未満」という人も3%ですがいることがわかっています。フリーランス100人のうち3人が1,000万円超えということなので、手取り年収1,000万円を目指すのも夢ではないのかもしれません。

※「年収」とは税金や保険料を引く前の金額、「手取り」は実際に受け取る金額(税金その他を引いて残った額)、「年商」は売上高のことを指します。

デメリットはある?

すべて自分でやることになるので、仕事探し・営業・経理・マネジメント・マーケティングなどたくさんの業務に時間を割くことになります。正社員等の頃より労働時間が増える可能性があります。

そして一般的には、人脈や知識・スキル、ある程度の実績がないと安定した収入をすぐに得るのは難しいといわれています。最近ではその実績を作れるクラウドソーシングというものがあり、それを活用している人が増えています。

クラウドソーシングとは企業と仕事を探している人をマッチングするプロセスのことで、こういったマッチングサイトを活用して実績を積み上げるのも手だといえます。

また、自由度が高いのがメリットですが、自分で仕事をする時間を決められる分、気がついたらサボりがちになって収入がない...。なんてことになってしまうこともあるので注意が必要ででしょう。

個人事業主

個人事業主とは、個人で事業を営んでいて、法人を設立している人以外のこと指します。税務上の所得区分の一種のため、ここではフリーランスも個人事業主にあたります。

法人と同様、個人事業主にも「開業届」という届けがあり、「事業の開始の事実があった日から1ヶ月以内に提出すること」となっていますが、期限を過ぎても罰則などがあるわけではなく、しかも必ず出さなければならないわけではない届け出です。

しかし、開業届を出すと経費にできる項目や金額が増えたり、青色申告ができるようになる等の大きなメリットがあるので、基本的には出すことをおすすめしますが、自身の年収や働き方等を参考に考えてみてください。迷ったら税理士に相談することも可能です。

また、過去に個人事業主やフリーランスについて取り上げている記事があるので参考にしてみてください。

おわりに

フリーター・フリーランス・個人事業主それぞれの違いがお分かりいただけたかと思います。フリーランス・個人事業主においては経費の計上や確定申告がややこしいのですが、そういったことでお困りの際は税理士に依頼することもできるため、開業届などの手続きや節税についてお困りのことがあるときには、一度税理士に相談してみるとよいでしょう。

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