個人と法人の事業内容切り分けについて
現在、個人事業主として複数の企業からデータ分析業務を請け負っているデータアナリストです。
この度、データ分析のスキルが必要な作業は個人のまま、分析対象のデータを最新の状態に保つ単純作業を請け負うマイクロ法人の設立を考えております。
このような形で私自身が代表を務める法人に業務を委託することは可能でしょうか?
あるいは、法人が管理しているデータベースに対して、個人事業主として利用料を支払うといったスキームは可能でしょうか?
税理士の回答
竹中公剛
すべてが相談のように難しい問題が発生します。
すべて個人か法人にと考えてください。
教科書的には、法人と個人は別人格であり、法人として、データベース維持管理を主業務として設立して、顧客をご質問者様にすることは、形式上可能です。
この場合、法人と役員の取引となり、利益相反のリスクが出ますので、法人の代表取締役は、奥様やご親族など、ご質問者様が以外の方が就任するのが無難でしょう
一番の問題がデータベースの管理運用ですが、単純作用と言われる行為を、親族取締役が出来るようでしたら、問題はクリアです
あくまでも法人格と個人格は別ですので、両者に権利義務が発生します。
契約でそこを明確化し、ご質問者様が法人のデータベースを契約の権利以上に利用しないなど、厳格な運用をすることをもってすれば、必ずしも不可能ではありません。
決して不可能ではありませんが、他の税理士先生のご意見の通り、リスクはある旨、ご了承ください。
ご回答ありがとうございます。
単純にデーターベース管理者(Database Administrator)とデータ解析士(Data Analyst)では業務がまったく異なるため、個人と法人で分けても問題ないと考えておりました。
ところで利益相反取引についてですが、私が想定しているのは個人が法人に適切な利用料なり管理料なりを支払う形ですが、その場合でも利益相反取引に該当しますでしょうか?
竹中公剛
単純にデーターベース管理者(Database Administrator)とデータ解析士(Data Analyst)では業務がまったく異なるため、個人と法人で分けても問題ないと考えておりました。
問題があると考えます。
ところで利益相反取引についてですが、私が想定しているのは個人が法人に適切な利用料なり管理料なりを支払う形ですが、その場合でも利益相反取引に該当しますでしょうか?
なると考えます。
回答ありがとうございます。
業務内容が異なっても個人と法人に切り分けるのは問題があるとのことですが、それはどのような理由からでしょうか?
最後にもうひとつだけ伺います。業務内容ではなく、顧客で分ける場合はいかがでしょうか?
個人では企業からの業務委託の形でデータ解析を請け負い、成果物は先方が自由な形で理由できるCSVファイルもしくはExcelファイルで納品。法人では一般個人向けにメルマガやnoteを利用してテキストを販売するといった切り分けであれば問題ないでしょうか?
竹中公剛
個人と法人が代表者などが同じだとすべてにおいて問題がある。
一度税務署と相談ください。
代表取締役が、個人としてその法人と取引をする場合は、利益相反取引に該当するので、会社法上、株主総会の決議がmustとなります。
利益相反取引が、直ちにoutになるわけではありませんが、実務上論点となるのが、業務委託の対価の合理性です。
業務委託金額についてはリスクはゼロにはならないのですが、業務内容が個人と法人とで異なるというのであれば、実務上は不可能ではありません。
但し何故、法人と、個人とで業務を分ける必要があるのか、節税以外のビジネス上の理由が欲しいところです。
節税だけのスキームになりますと、マイクロ法人のほうで、同族会社の行為計算否認を受けて、法人と個人との契約が否認されるリスクはあります。
本投稿は、2026年05月09日 18時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







