節税目的の会社設立について
初めてご質問させて頂きます。
私は現在、会社に勤めながらFXで小額投資をしている者です。
しかしありがたいことに、FXが順調で、今年度の収益は、夏ごろには1000万円を超える見込みです。
年内に会社を退職して、FX専業にシフトしようと考えております。
その場合、経費等での節税対策に資産管理会社を設立したらイイというのを小耳に挟んだのですが、詳しいことがわからず困っております。
無知ながら調べてみたものの、「収益がどのレベルまで来たら、会社を設立するメリットがあるのか」また、「どのようにすれば、節税になるのか」、「そもそも資産管理会社とはどのようなものなのか」がいまいち理解できませんでした。
程度の低い質問で恐縮ですが、専門家のみなさんからご教授頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
こんにちは。
会社を設立して事業主体を移すということは、
まず、税率が異なる点が上げられます。
個人の場合には、所得税と住民税で最高税率60%にもなりますが、
会社を設立した場合には、中小企業ではせいぜい30%程度の実効税率。
そこから役員報酬として個人が受け取った部分には所得税住民税が課されますが、残りは会社に保留しておけば、最高税率を課されません。
いろいろと、必要経費で会社費用として計上できるものもあり、また、保険商品の活用は法人設立のメリットの大きなものです。
資産管理会社は、また別の目的での法人設立のことであり、例えば、賃貸不動産を作って不動産賃貸をする場合、など、会社を作って会社が行う形にしますと、こちらも若干違うメリットも含め、有効な節税になります。
基本、税理士は会社設立をお薦めしています。
取り急ぎ回答とさせていただきます。
本投稿は、2017年04月02日 01時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。