看護師、個人事業主の青色申告
フリーランス看護師として、訪問看護業務を行っていますが現在、給料所得になります。ステーション管理者と交渉し委託業務契約へ切り替え、報酬に変われば青色確定申告の対象になると考えていいのでしょうか。分からない為、教えて頂きたく質問させて頂きます。
税理士の回答

石割由紀人
フリーランス看護師として委託業務契約に基づいて報酬を受ける場合、その所得は給与所得ではなく、事業所得または雑所得として扱われます。事業所得として認定される場合、青色申告の対象となることができます。青色申告を行うことで、最大65万円の青色申告特別控除など様々な税制上の優遇措置を受けられる可能性があります。
青色申告を選択するには、以下の手続きを行う必要があります。
1. 青色申告承認申請書の提出
原則として事業開始から2ヶ月以内に税務署に提出し、青色申告の承認を受ける必要があります。
2. 帳簿の整備
複式簿記に基づき適切な帳簿を備え、日々の取引を記録することが求められます。これにより、正確な事業所得の計算が可能となり、控除の適用を受けることができます。
3. 確定申告の実施
年度の終わりに必要な控除を行い、適切な申告を行うための準備が必要です。
委託業務で報酬を得る場合、自らの事業として扱うため、事業設備や経費の計上などについても考慮し、税理士や専門家の支援を受けることもおすすめします。
丁寧な回答ありがとうございます。
本投稿は、2024年10月07日 00時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。